これまで、登山口となる山里やウルトラマラソン・トレランなどのコースをたどることで日本中の山里を何度も訪れる機会があったが、どのような小さな集落でも、たぶん女性の力によるところが大きいだろうが、美しい花が、庭先や、祠の回りに施されていて、貧富の差異などお構いなしに、手入れが行き届いて、それぞれの花の個性的な美しさを見事につくろっているのには感心させられる。
夏の花といえば「タチアオイ」の仲間や「アジサイ」の仲間だろう。野沢温泉村でも、あちこちにこれらの仲間が輝きを見せていた。
今回の、お目当ては山上の「ヤナギラン」であったが、長坂のゴンドラに乗って1400mの山上に行ってもまったく目にすることはできなかった。今年は、本州の桜も遅かったが、植物全体に何らかの停滞事情というものがあったのだろうか。
もう一方のお目当てのセミの仲間であるが、ニイニイが主で、カナカナは前日の夕暮れに1回申し訳程度に聞いただけ。この仲間からも夏真っ盛りの信号は届けられなかった。
石垣島でも、リュウキュウクマゼミの鳴き始めが遅かったこともあり、日本列島、今年は全体的に季節のモーションは遅めとみられる。
ふもとでは、タチアオイやヤマアジサイ
山上では
ノハナショウブや
にっく
ニッコウキスゲ うしろのヤナギランはまだ葉のみ
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