かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

誰が宝石の価値を決めるのか

2017-02-19 19:48:28 | 日記

金曜日のスイムが祟って、昨日今日と風邪気味で、熱っぽく練習をさぼった。どんどん時が過ぎていく。でも、あせってはいない。が、昨今の抵抗力のなさには、不気味なものを感じざるを得ない、横腹がいつも重く、「がん」の不安が頭をよぎるし、数ヶ月前からの、右耳の「耳鳴り」も気にかかる。高血圧は、改善されたともされていないとも断じられない。毎日計っていないからだ。

買い物に出かけようとした朝、階段で美しい昆虫を見つける。はじめて、出会う宝石のような虫。手の甲に乗せても逃げないので、階段を下りて、近所の石垣にそっと乗せてやった。動きが鈍いから、もう、余命がないのかもしれないが、澄んだ眼をしていた。

買い物から帰って、図鑑で調べたら、「ナナツボシキンカメムシ」という名を授けられた、カメムシの仲間。南西諸島から東南アジアに生息するらしいのだが、何ゆえ、こんなにも美しいのか。

並の、デザイナーや装飾作家にも思いつかないきらびやかさ。神々だって思いもつかない、翅の色合いと脚の色彩感覚。

図鑑の解説では、これが天敵を威嚇するものらしい。

が、威嚇ではないのだろう。天敵だってちゃんと美意識というものを有していて、「もったいなくて、いただけません。」とか。

 

 

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