かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

ジョバンニを省みる8月

2017-08-09 19:24:25 | 日記

月は死者を迎える月。オイラは、年に一度、賢治の「銀河鉄道の夜」の角川文庫を手にしてはるか「ジョバンニ」と「カムパネルラ」をしのび天の川を眺める。

加えて、この夏は、来月のNHK音楽祭パーボ・ヤルヴィ「ドン・ジョバンニ」のために、このモーツァルトのオペラを予習している。

下の録画では、ガーディナーかアバドに親近感を感じ、たぶんパーボの指揮もこのようなエネルギュッシュな音楽になるのではないかと期待するが、

いずれしても、鬼気迫るモーツァルトのこのオペラ、女遊びに現を抜かした人生ではなかったが、遊んでばかりいて、他者に憤慨を与えた境地はオイラもこのオペラの主人公に似たところがあり、「そして、地獄に落ちる」運命に親近感を感じざるを得ない。

週末は、せめて「ジョバンニ」や「カムパネルラ」の鎮魂のために天の川を撮りにでかけようか。地獄からでは、天の川に行き着けないか。

 

https://youtu.be/mrMNai2skVY フルトベングラー

https://youtu.be/gBgnuxif4fY ガーディナー

https://youtu.be/nV1yNgiEvIQ  アバド

https://youtu.be/3AMIZB0ZVe4  カラヤン

 

16日の十六夜月あがる。ほおづきのようだから、鬼灯月

 

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