富士山から帰った翌日から高熱が続き、三日間ばかり寝込みんだ。今日の昼になってようやく平熱に戻り、布団をたたんだ。
38℃の高熱、喉の痛み、咳、たん、倦怠感といまだ収まらないとされるコロナの症状とそっくりなので、「しまった!富士山での満員で山小屋やバスで感染したか!」と不安になり、いくつかの「発熱外来」を検索したが、「予約制でも1時間半以上の待ち時間」や「あらかじめ検査キットで陽性の方に限る」など、患者に寄り添わない医療機関が目立った。
それではと、高熱を押して街の薬局で新型コロナ抗原検査キットを1,900円くらいで買ってきて、唾液を試薬にかき混ぜてテストカセットなるものに垂らして15分待ったら「陰性反応」がでた。100%信用できるかというとそうではないらしいが、三日間も高熱を発していれば唾液はコロナウィルスで蔓延しているであろうから、「コロナには罹っていなかった」と自分に言い聞かせた。それから熱は少しづつ下がり始め、現在にいたるという具合なのであるが、富士山でご来光を仰ぐために気温10度前後の屋外に1時間も過ごしたり、ヨレヨレの登り下りをしたことが、体の抵抗力を奪い、何らかの病の原因となったことは間違いないだろう。
おかげで、今日10日の期限まで2回分残っていた「18きっぷ」は未使用のままとなり、どこにも行けなかった。まあ、富士山登山往復用に購入したもので赤字にはならなかったが、庶民感情としては少し悔しい夏休みだったといえる。日光往復分、裏磐梯日帰り(磐梯山ほか)、二本松日帰り(安達太良山)などいろいろ温めていたプランががおジャンになった。
さて、何とか体力の回復し、涼しくなりつつある秋の山に向き合いたいが・・・ああだるい、咳もまだ・・少し様子見か。
コロナ抗体検査陰性(Tラインも表示されれば陽性だとか)