人を育てると云うことはたいへん難しいことです。人から人へ技や知などを伝え続けることは大切なことです。私も長いこと教員をして、子どもを育てたり、最後の方は若い先生方を育ててきました。
最近は世の中が‘優しく’なって‘育てる’ことにはいいことばっかりでなくなっているような気がしています。ハラスメントのことです。‘厳しい指導’ができなくなっているのではないかと危惧しています。指導は優しさばかりでは成り立たないです。時には厳しく、時には優しく!が効果があると思います。ダメなときは駄目!よいときには誉め!です。ところが今はパワハラと言われるせいか、先輩が後輩を指導しづらくなっているようです。どちらも不幸だと思うのですが。
人を育てるということでもう一つ気になることが。プロ野球巨人のことです。またこの球団の悪い癖が出てきています。即戦力として他の球団の良い選手を引っ張りこんでくることです。たぶん来年は戦力アップすると思われます。しかし、それは一時的なのです。ドラフトが終わって若い選手がたくさん入ってきました。数年間練習を積んで1軍に!その間の繋ぎという考えなのでしょうが、この世界は実践が大切なのです。若いころから目をつぶってでもゲームで使いながら育てることが大事だと思うのです。自信を持たせるためには練習も大事でしょうが実践の場で試していくことが必要だと思うのです。たぶん、巨人のやり方で数名の若い選手の芽がつぶされると思うのです。人を育てることは難しいことです。
ヤオイカン時代だからこそ、うまく育てる方策を実行してほしいものです。若い人が伸び伸びと仕事している会社や学校をもっともっと増やしたいものです。するとこの国はもっともっと豊かになるはずです。
風邪ひきました、この冬初めてです。今日は暖かかったそうですが私は寒かったです。
今日の天気(一時)