言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

文化財

2018年12月29日 | 日記
     
        熊本城の復興はお金がいっぱいあってうらやましい文化財保護のひとつです

 今年も残り僅かになりました。今年は‘文化財’のことに多く関わってきたのでそのことの想いを述べてみます。

 昨日の夕刊にも(文化財を守り、生かす)という論が掲載されていました。文化財専門職の方の論評です。とてもよくわかるし、その通りの論です。ところが実際的にはそうはいっていないのです。(思いと実際)が違うのです。まさしく理想と現実が課題なようです。熊本地震後の対応では、責任ある立場で発言できる専門職の少なさも痛感したとも書いておられます。私もそのことを感じています。

 専門職の人たちはよくわかっているのにその重要性を多くの人に伝えることが下手な人が多いことも知っています。逆に責任ある自治体幹部の方の理解不足は今さら述べることではありません。このギャップをどうにか埋めないと前には進まないと思うのです。
 地方(田舎)では高齢化のみならず集落の消滅が数年先のことになってきています。集落で守り継いできた文化財をどうするかは喫緊の課題です。いま、何の指針も方針もありません、どうするのだろうと思っています。愚痴だけでは前に進まないということも確かです。まず、自分でできることから動こうと思っています。小さなことですが(霧嶋神社の石灯籠火袋)のことはその一歩だと思っています。これがベストな方法ではないです。いろいろと手探りで実行していく、継続していこうと思っています。来年に続けます。

 今日の天気(一時 最低気温-4℃ちょっとでした)