言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

2月16日

2020年02月16日 | 日記
 今日は(16日)で父親の月命日でしたので高寺院さんが来られました。亡くなってから15年ほど経つのですが・・母親が気が済むようにお任せしています。むろん供養はきちんとすべきでしょうし、いつまで・・というのも決められたものではなく、気持ちに合わせてすればいいとは思っています。今日も20分ほどお経をあげられ、世間話をして帰られました。

     
         台座の底に墨書で

 一日中、雨だったので。何することは無しにほぼ一日パソコンに向かっていました。以前にも述べたように「郷土」や町村史から仏堂、仏像の調査記録を拾い出しているのです、今日は昨日までとはちょっと脱線して(仏像に書かれている銘=墨書)を見てみました。大先達:上村さんの著には「犬童源七」銘の仏像彫刻や修復は5つほど記録してあります。
 犬童源七という人は山田の人で江戸時代(宝永から享保)に活躍された仏師さんです。この人の詳しいことはわかりません、ただ、仏像の台座などに「山田村 仏師犬童源七」の名が残されているのです、今日、調査記録を見ていたら5つの他にも「犬童源七」がでてきました、いま、県の文化財に指定されている仏像の修復もされています。もっと他の資料を見ていくともっと「犬童源七」が出てくると思われます。
 源七さんが手がけられた仏像のことはこれからもわかるでしょうが、残念なことに源七さん自身のことはよくわからないと思われます。名だけが残った源七さんなようです。しかし、300年も経った今にその名前が残っているというのは素晴らしいことです。

 今日の天気(