いま、寝る前の読書は井上靖さんの「利休の死」です、井上さんの戦国時代の歴史短編小説を編集して1冊にしたもののようです。タイトル名の「利休の死」は一番最後です、じつはまだ読んでいません。桶狭間から利休の死まで11編の作品です。すごい作家さんで文章もうならせるような書きぶりです。いままで読んだ中で「天正十年元旦」という小編がありました。天正10年1月1日のことを書き述べてあるのです。天正10年=1582年です。3月には武田家が滅亡、6月本能寺の変~山崎の戦と戦国中でも激動の1年な年です。その元日のことを(武田勝頼)(織田信長)(明智光秀)(豊臣秀吉)の順にどんな過ごし方をしたかフィクションしてあるのです。天正10年の主役たち4人の年の初めを描いてあるのです。短い分だけ興味深く、こんな書き方もあるんだと感嘆しながら読むことができました。ほぼ史実に基づいた歴史小説は面白いものです。
私はというと、コロナワクチン接種の副反応からは完全に脱しました。いま、(また)山江の地名の由来についてまとめています。“地名の由来”ほど伝わっていないものはないです。何とか先人のご苦労を探しあてて・・それにプラスアルファしてまとめてみようと思っているのです。地名の由来ほど、どこまでが事実かどこからがフィクションか分からないから・・困るのです。ただその地名があることは何らかの由来があったからです。それがほとんど伝わっていません。どこまでできるか分かりませんがチャレンジです。それにコロナワクチン接種も終わったのでそろそろ取材(聞き取り調査)に出かけていこうと思っています。
今日の天気(&)