言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

彼岸に

2020年09月22日 | 人吉球磨の文化財)

 今日は彼岸で祝日でした。昨日が敬老の日(むかしは9月15日、いまは、ここいら辺の期日、今年は4連休にするために21日ヵ)・・土日をあわせて4連休になりました。ニュースを見ていたら、都会では‘高速渋滞’・・もう、コロナは忘れ去って?バカンス放題なようです。少しは落ち着いたとはいえ、まだまだ猛威中だと思われます。東京では200人を超えたとか、100人を下回ったと、一喜一憂しすぎな感じがします。まだまだご用心注意報発令中です。

 私は彼岸の三十三観音巡りは、今年は止しておこうと思っています。合戦峰だけはお参りはと思っていますが今日までは止めておきました。明日にはお詣りしてこようと思っています。

 人吉球磨の文化財を紹介しようと思って、新しいカテゴリー(人吉球磨の文化財)を作りました。これまで紹介したことがあって重なりもあるかとは思いますが、人吉球磨の歴史的魅力を紹介していきます。

 今日は(庚申塔)のことを。なぜかしら、人吉球磨には‘庚申塔’がアチコチに建っています。人吉市内だけで120基ほど、人吉盆地内だといくつほど建っているのでしょうか。

 多くは江戸時代に立てられたものです。江戸時代にはかなり庚申信仰が盛んにおこなわれていたのだろうと思われます。仏堂も多いので人吉球磨の人たちは信仰深かったともいえます。(庚 かのえ)(申 さる)は日の場合は60日で一回り、年の場合は60年に一回りします。庚申(かのえさる)の日が‘庚申信仰の日’です。この日の夜は村で集まって一晩中寝ずに過ごすのだそうです。1年に6回廻って来る庚申の日に寝ないで過ごし、記念碑みたいに建てられたのが‘庚申塔’です。庚申塔にもいろいろと種類があって面白いです、この(人吉球磨の文化財)でも紹介していきます。

      

 今日はわが家にすぐ近くにある庚申塔を。普通のノーマルな庚申塔です。「庚申塔 宝永六己丑年 三月吉祥日 當村中」と刻まれています。1709年です。今から300年ほど前に建てられたことになります。庚申信仰も、もう廃れてしまって塔だけが地区の片隅でポツンと立っているだけになっています。わが家の近くの庚申塔も誰が参るでもなく静かに建っています。

 今日の天気(


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