誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

龍脳菊

2012-11-21 05:19:00 | 日記
リユノウキク;龍脳菊(キク科;キク属)花言葉は、無常の美。関東地方から近畿地方では、丘陵から山地の晩秋を彩る代表的な野菊である。(分布地は、福島県。福井県がら以西~九州;宮崎県)。中央の黄色い筒状花の周りは白色の舌状花があり、野菊の中でも、最もきくらしい花を咲かせる。龍脳は東南アジアにあるフタバガキ科のリュノウジユから採る精油のことで、ボルネオールともいう。本種の葉や茎には龍脳に似た香りがあるので名付けられた。葉はいわゆる菊の葉形で、裏面は丁字状の毛が蜜生して白色をしている。日本海側の福井県から鳥取県には変種のワカサハマギクがあり、より大きな花をつける。花期は10~11月。キク科;キク属には、20種類ある。『キク科植物の仲間と分類のポイント』キク科は高等植物のなかで、もつとも大きな科で、世界に広く分布し、約920属、おおよそ20,000種が知られている。日本には、おうよそ350種が野生している。また帰化植物もかなり多く、120種以上ある。「キク科植物の分類のポイント」キク科を亜科、族、属という小さなグル-プに分けるには、花柱の形、雄蕊の下部の形、舌状花と筒状花の組み合わせのあり方、花床にリン片があるかないか、冠毛の有無、総果の形など、主に生殖器官の相違によるので難しい。種を区別するポイントは頭花の大きさ、総苞の形、総苞片の並び方などである。キク科植物は、もつとも進化した植物で、花は多くの筒状花、は花床に集ってひとつの頭状花をつくており、頭状花や舌状花のひとつひとつは小さいが、それぞれが独立した立派な花で、小塙の集合体である頭花は美しく目立ち、昆虫を引き付けるのに好都合で、虫媒花として、花受精が確実に行われような仕組みになつているので、双子葉植物中、もつとも進化したグループといわれる由縁である。和名は、種々雑多で、一括することは困難であるが、器官の形態、性質、科学的成分、生活習性、人間生活との関連、類似性、地名、生育地、神話、伝説、などによつてつけられたものが多いが、生育地名をとつたものが多いい。「さみしからず寒菊も黄を寄せ合へば 目迫秩父」。(寒菊の 寄り集まりて 華やかに ケイスケ)