誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

銀杏の句(補完)

2012-11-29 11:08:47 | 日記
「燃えあがることなし銀杏落葉焚き 無着成恭」銀杏の葉は水分が多いいので落葉となつてもしっとりとしている。焚興としても白い煙をあげるばかりで炎を見せルことはない。落葉に徹しきれない哀れさを詠んだ句。無着成恭先生は、昭和41年前後明星学園初等部の先生で、愚息が教えて戴いた先生である。その頃TVなどで先生の教育方針を話題にされて有名となる。その後暫くして故郷に帰られて、お寺を継がれたようだ。

イチョウ

2012-11-29 06:41:55 | 日記
イチョウ(イチョウ科)花言葉は、長寿。落葉高木で雌雄異株。花は春、新葉とともに咲く。雌花は花柄の先端に2個の胚種を持ち、雄花は短い穂状になる。雄花の花粉が風に乗って飛散し雌花につく。銀杏は中国原産で、9月頃球形の種子が熟しその後落下する。実を包む種皮は黄色く悪臭があり、中の白く硬い部分がいわゆる銀杏である。種子を拾い集めてしばらく地中に埋めて種皮を腐らせてから洗浄後乾かすと白い大きな種が取れる。食べるまでに結構な手間がかかる。人によつては「カブレ」るひとがあり、同じ兄弟でも、兄はカブレるが、私はカブレない、その理由は不明。九品仏の浄真寺には境内に2本の大木となつている銀杏の木があり、子供のころには、毎年拾いに行けたが、現在は2本とも東京都の記念樹に指定されている。普段は、午前9時に開門し、午後5時には閉門されるので、朝早く拾いに行けたが、現在は昼間でなければ拾う事も出来ない。二本ともに柵が張られて、近寄れないようになつている。我が家の近くの街道に銀杏並木もあるが、雌雄株揃うていないので、種子は、採れない。むしろ清掃が大変なので、意識して植えれられているのだろう。「銀杏を焼きてもてなすまだぬくし 星野立子」「天匂ふ落ぎんなんをふたつ踏み 秋元不死男」「月けぶる銀杏の花の匂う夜は 大竹孤悠」「隣る木もなくて銀杏落葉かな 道 彦」「一色に大樹の銀杏落葉かな 小沢碧童」「花の如く銀杏落葉を集め持ち 波多野爽波」「千年の銀杏しづかに花降らせ あらきみほ」(銀杏を とつぶ食して 長寿を祈念 ケイㇲケ)