誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

今週の歳時記

2015-07-29 17:16:38 | 日記

土用は立秋前の18,19日間。8月6日頃までです。あと8日。土用も半ば過ぎると、夜はもう秋かと思わせる涼しい風が立つこともあり、こらが「夜の秋」です。「夜の秋」も「秋の夜」も同じではないかと思うが、ちょっと意味が違います。「秋の夜」は言葉の通りで、「秋の夜半」ともいいます。これに対して「夜の秋」はまだ夏なのだけども、夜は秋の気配が漂うことをいうのです。つまり、「夏の夜の秋」。歳時記では「秋の夜」は秋の季語ですが、「夜の秋」は夏の季語です。「夏と秋行きかふ空のかよひち”は かたへすずしき風や吹くらむ」凡 河内躬恒」「古今和歌集」夏の歌。この季節の表舞台を眺めるだけでなく、舞台裏へも想像力をめぐらせる。この季節の奥を「探る」という想像力こそ、日本人の繊細な季節感を培ってきた原動力なのです。「水無月のなごしの祓いする人は 千とせの命延ぶといふなり」『拾遺和歌集』より。とは言え凡人の吾は暑さに耐えられず、近代科学の武器『空調機』に頼る昨日今日です。(ケイスケの秋の夜)

 


浜朴

2015-07-29 05:36:20 | 日記

浜朴(アオイ科)花言葉は、楽しい思い出。葉低木で、ハイビスやカスと同じ仲間である。本州、四国、九州、沖縄北部など日本西南部の原産で、河口付近によく自生する。太平洋側の沿岸部では、。防風林や庭木として利用されている。高さ2m~4mに達し、円形またはハート形の葉を互生させる。開花は7~8月、花は鮮やかな黄色の盃状で中心部が暗紅色。径約6~10㎝である。漢名「黄槿」。「河原木槿」の名もある。「浜朴や涙のあとに風とゐて 東 玉泉」「浜朴と知ればにはかに潮の香 坂本ふく子」。(浜朴や男一人の昼の酒 ケイスケ)