アサガオ(ヒルガオ科)花言葉は、、愛情の絆。原産は熱帯亜細亜とされ、ネパ―ㇽで原種が発見されている。日本へは1000年以上前薬草として中国から渡来し、花が美しいので観賞されるようになった。広く栽培されるようになったのは江戸時代である。原種子は、普通3~4月。だが朝顏は急がず、5月に入ってからが適期。種皮が堅くて見ずを吸いにくいので一晩水につけ、小さな鉢に一~二粒ずつ蒔く。10日ほどでハート形のつやつやした「朝顔の双葉」が出てくる。やがて双葉の間から小さな芽が伸び、本葉を広げる。本葉3枚の頃が定植えの適期。花の咲く姿を思い描きながら、鉢に植え、垣沿いにも植える。この頃店頭にも「朝顔の苗」が並ぶ。「あさがほの二葉にうくる暑さかな 去 来」「朝顏の双葉のどこか濡れゐたる 高野素十」「生徒5人朝顏苗を五本植う 向笠和子」「朝顏に我は飯くふ男かな 芭 蕉」「朝顏につ釣瓶とられてもらひ水 千代女」。(朝顏や露もこぼさず咲きならぶ ケイスケ)