誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

夕菅

2016-08-09 05:26:48 | 誕生日の花ケイスケ日記
夕菅(ユリ科)花言葉は、麗しき姿。日光黄菅や管草と同じ仲間。日当たりの良い山地の草原に生える。葉は線形で、長さ40~50㎝。7~9月、Ⅰから1.5mの花茎を伸ばし、分枝して淡黄色の花を次々に咲かせる。花葉夕方に開いて香りを放ち、翌日の午前中にはしぼんでしまう一日花である。「風までユウスゲの貴のとびとびに 大野林火」「黄菅咲き月の輪熊は愛の時 古賀まり子」「黄菅原雲の時間のはじまりぬ 大石香代子」。日光黄菅はユリ科の多年草で、菅草と同じ仲間。高原に咲く花として「日光黄菅」の名で知られているが、日光だけではなく、本州中部以北の山地草原などにしばしば群生する。長さ約50㎝の線形の葉が根ぎわから出る。7~8月、高さ50~80㎝の花茎を伸ばし、その先端に百合に似た橙赤色の花を数個つける、花は径8㎝、花弁は6個、一日でしぼむ。「禅庭花」「せっていか」の名があるが、その由来は不明。◎夏の山地の草原で、一面に黄色い絨毯を敷きつめたような大群落に出会うことがある。草原を渡る風や夏の楽しさを謳歌した若々しい句も詠まれている。「日光黄菅咲き初めくま蟹漁期流れたり 金子兜太」「日光きすげ風の濃淡流れたり 鍵和田柚子」「荷を降ろす二ッコウキスゲの風の中 松尾隆信」。(夕菅草雲の通ひ路敷つめり ケイスケ)