ミソハギ;鼠尾草;溝萩(ミソハギ科)花言葉は、切ないほどの愛。山野の水辺や湿地に生えるミソハギ科の多年草。高さ1m前後、上方で枝を分ける。葉は対生。八月ごろ、葉腋ごとに淡紅色の六弁花が3~5個ずつと集まって開き、長穂状となる。精霊タナに供えて見ずを掛けるのに使う。祓萩が転じたものと言われる。「鼠尾草や身にかからざる露もなし 晩 台」「みそ萩や水につければ風の吹く 一 茶」「千屈草の咲き群れて湧く水の翼 石原八束」「千屈菜や若狭小浜の古寺巡り 湯下量園」「みそはぎや真菰編むなる庭の花 木津柳芽}「ながき穂の溝萩いつも濡るる役 能村登四郎」「みそ萩や分限そ見ゆるされこうべ 園 角」「鼠尾草や身にかからざる露もなし 晩 台」みそはぎは大好きな花愚図な花 飯島晴子」「千屈菜に雨後の水車のしぶき上ぐ 藤武由美子」「千屈菜の供へてありぬ㈠束ね 小岩浩子」「みそはぎのこぼれて蔵の多き町 浪江壽美子」。千屈菜;聖霊花;水掛花;溝萩;草萩。盆花として栽培されている。(ながき穂の溝萩いつも濡るる花 ケイスケ)