誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ノリウツギ

2016-08-21 05:53:41 | 誕生日の花ケイスケ日記
ノリウツギ;錆びたの花;のりのきの花(ユキノシタ科)花な言葉は、臨機応変。各地の山地に生えるユキノシタ科。各地の山地に生える落葉花低木で、紫陽花と同じ仲間の「糊うつぎ」を指す。高さ2~3メートル。葉は対生し、長さ5~15㎝の楕円形。7~8月、枝先に長さ10~30㎝の円錐花序を作る。周縁の装飾花は花弁状の萼片3~5個からなり、初めは白色だが、後に紅色を帯びる。幹の内皮から製紙用の糊を作るので「糊うつぎ」の名があり、北海道ではこの糊を「さびた」と呼ぶ。「行くかぎり未知の空あり花さびた 藤田湘子」「山に寝て夢にも白し花さびた 金箱才止夫」「一舟が日昏の景や花さびた 中島畦雨」。糊空木は来た海道から九州まで生えているが、季語として破棄北海道方言のサビタを用いることが多い。「濁る瀬はサビタ映さず空知川 水原秋櫻子」「花さびた十勝の国に煙立つ 加藤楸邨」「われもまた山の雫に花さびた 金箱寸止夫」「川底に日暮の色や花さびた 上林孝子子」「草刈も影もさやけし花擬宝珠さびた 止林孝子」「引き潮に現るる湯壺や花さびた 渡会昌広」{卯の花や森を出でくる手にさげて 石田波郷」「卯の花や愚かにかばう雨の足袋 馬場移公子」「父の家卯の花が咲きつつむ家 渡邊千枝子」。うつぎという呼び名は、幹や枝が空木(うつぎ)中空になつているので空木(うつぎ)と称されるようになつた。箱根うつぎ、たにうつぎなどは、うつぎという名を付けられているが、スイカズラ科に属している。昔の人箱の花を折って御所車に飾ったり、占いの象徴にも使ったという。「卯の花腐し」とは、卯な花(陰暦四月)のころの長雨をいう。