アサガオ;牽牛花(ヒルガオ科)花言葉は、愛情の効果。ヒルガオ科の蔓性一年草。原産地は中国南西部やヒマラヤ山麓地で、我が国へは奈良朝の末頃、中国から薬用として渡ってきた。江戸時代には夏の風物として栽培が盛んになり、朝顔売りが繁盛した。今では7月6にで、かけて東京入谷の鬼子母神で、朝顔市が開かれる。茎は左巻で、葉のにラツパ形の大きな花をつける。白、紅、紫、紺、絞りなどがある。午前3時ころにほぐれ始め、午前5時にはすっかり開く。朝早く起き、露を含んだ朝顔を見るのは新鮮ですがすがしい。午後一時には、筒の中に花冠を巻き込むようにしぼんでしまう。最近はますます改良発達して、ぼたんざき、ししぼたん等変種の花も生まれた。「朝顔の裂けてゆゆしや濃紫 原 鼎」「土砂降りに明けて朝顔の瑠璃ひとつ 水原秋櫻子」「朝顔の紺の彼方の月日かな 石田波郷」「朝顔の咲き放題にいつも留守 石橋秀野」「朝顔の咲き放題にいつも留守 石橋秀野」「朝顔が紺折りたたむひらく前 橋本多佳子」「朝顔の咲くと思ひし数先ぬ 宍戸富美子」。(朝顔の散る夕闇にいつも留守 ケイスケ)