誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

百日紅樹木

2017-08-20 09:49:37 | 誕生日の花ケイスケ日記

百日紅樹木(ミソハギ科)落葉高木。丈は3~7m 葉は対生し皮質の楕s円形。インド、パキスタンの辺りの原産で、中国を経て、我が国へは観賞用として遅くとも江戸時代には渡渡来した。夏から9月の末頃まで、白や紫、紅色の小さな六弁の花を枝先に円錐状の次々に咲かせていく幹が平滑なので、木登り上手の猿でも滑るだろうことから和名がつけられた。また木肌を搔くくすぐったそうに枝葉が動くので白痒樹ともば称する。「袖に置くや百日紅の花の露 貞 室」「籠らばや百日紅の散るy日まで 支 考慮」「散れば咲散れずば咲して百日紅 千世女」「さるすべり寺中おほかた見にけり 太 祇」「百日紅ややちりがての小町寺 蕪 村」「炎天の地上花あり百日紅 高浜虚子」「咲満ちて天の簪百日紅 阿部みどり女」「真昼見て百日紅の衰へず 後藤夜半」「百日紅乙女の一身またたく間に 中村草田男」「女来と帯纏き出つる百日紅 石田波郷」「新しき猿叉ほしや百日紅 渡辺白泉」「百日紅園児ねむりの刻来る 飯田龍太」「さるすべり美しかりし世謝郡 森 澄雄」「さるすべりしろばなちらす夢違い 飯島晴子」「寺もまたいくさにほろぶ百日紅 石田勝彦」「死に末来あればこそ死ぬ百日紅 宇多喜代子」「百日紅男は背中より老いる 福永鳴風」「校庭の記憶たとえば百日紅 片山由美子」「道化師に晩年長し百日紅 仁平 勝」。(すみとほる鋸の音や百日紅 ケイスケ)。本日より、部屋の場所が変わる。来訪の時は、受付で確認して下さい。小野謙治