明日葉(八丈草)セリ科、アンゼリカ属。関東地方、伊豆七島から紀伊半島の海岸に生える強壮な多年草。高差は80~120㎝に達し、茎は太く上部は分枝し、切ると黄色汁を出す。淡黄色の汁を出す。淡黄色を帯びた花は5~10月頃咲く。葉は広卵形で鋸歯があり、若葉は天ぷらや和え物にして食べる。疲労回復、高血圧予防に効くという。今日摘み採っても明日には若葉が出るというほど生命力が強いのでこの名があるが実際は新芽が出てくるまで一週間前後かる。「芹よりも明日葉匂いうられけり 石田友二」「明日葉のみどりに元気貰ふ旅 太田光子」。(明日葉に強い生命力貰いけり ケイスケ)