誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

冬至

2012-12-21 19:09:32 | 日記
冬至は太陽が空に出ている時間がもつとも短い日。二十四節氣のひとつであり、しかも二十四節氣全体の起点だった。この日、北半球では太陽は空のもつとも南寄りを通り、その結果、昼は、最短、夜は最長となる。(立冬から立春の三ケ月間)の真ん中にあたるが、寒さが厳しくなるのは、この日過ぎから。中国では「一陽来復」の日とされ、世界各地では、様々な行事が行われている。中国では、対日修復を模索。新華社通信では尖閣諸島をめぐつては「対話のチャンネルを閉ざしてはいない」とする論評を配信。領有権問題の「棚上げ」による関係修復を提案した。一方19日韓国大統領選でセヌリ党(旧ハンナラ党)の朴槿恩大統領が当選し朴外交が始動し米中日露大使との会談を予定し、「協力して日韓両国の関係がさらに強まることを期待する」との発言があつた。まさに「一陽来復」の日であつた。「山国の南の空わたる冬至かな 飯田蛇笏」。冬至には柚子を投じて風呂に入る。人の生命力は太陽のめぐりとともに循環し、夏盛りを超え、冬、衰えると考えられた。衰えた生命力は植物の力をもらって甦らせねばならない。柚子湯に入ると、風邪を引かないという太古の昔から続く、この生命観の表れ。「柚子どもと衝突しつつ湯あみせり 桐生垣瓜人」「白々と女沈める柚子湯かな 日野草城」「湯あがりの柚子の香の娘素の母も 岩井英雅」。私は夕方八百屋の前で、柚子が沢山置いてあるのに、今日が冬至で、柚子湯に入ることに気が付いた。(柚子をみて 冬至をしりて 湯浴みする ケイスケ)

2012-12-21 07:17:50 | 日記
欅(二レ科)花言葉は、重厚。学名Zelkova(ケヤキ属)Serrata(鋸歯のある)。樹高が30m位の高さになる日本の代表的な広葉樹で寿命が長い。(樹齢は何百年という大木もあるという)。関東地方には特に多いい街路樹「ケヤキ並木」。放射状に広がる独特の樹形。花や実は全たく目立たないが秋の紅葉はとても綺麗、葉つぱの色は、木によって「赤に近い茶」「茶」「黄色」などに分かれる。材は堅く、木目も美しく、湿氣にもよく耐えるところから、「異(ケ)やけ木」と呼ばれるケヤキ→けやきと変化した。建築材として良材、家具材、細工物として採用される。宮城県、福島県、埼玉県の県木。「早来(はやき)ても 見ましものを 山城(やましろ)の高(たか)の槻群(つきむら)散りけるかも 高市黒人=万葉集)「哲人のごと大欅枯れにけり 細谷鳩舎」「大欅枯れていよいよ位あり 内山芳子」「雲つかむごと枝ひろげ枯欅 三村春代」。(枯れ欅 武蔵野に添う 並木あり ケイスケ)

アロエ

2012-12-20 15:41:43 | 日記
アロエ(ユリ科)花言葉は、復活。朱赤色多年草の花。薬効植物。南アフリカ原産地。原産地では5mにもなる。花期は12~1月頃の花で、冬の花。江戸時代に渡来したとの説と、鎌倉時代に中国から渡来したとの文献もあるとのことで、どちらが正しいのか,判らない。アロエは種類が多いが、一般的な人気のあるのは、「アロエベラ」。アロエベラはラテン語で「真実」という意味で、人類との関りは古く健康効果として、古代エジプト時代から使われていたとの事である。ピラミットの中からアロエの記述のある文書が見つかった程で、クレオパトラも美肌つくりに、そしてアレキサンダ大王も愛用されていたとこ事である。栽培には丈夫で手間が懸からないが、日本の寒さは大敵で霜が当たると一夜にして瀕死になってしまうので、冬の間は、室内に取り込む必要がある。私は、このアロエの花の咲いているところを見たことはない。アロエを詠んだ句も見当たらない。(人類に 幸せ齎す アロエでも 賛美の句なく 哀れとどめし ケイスケ)

シクラメン

2012-12-19 07:19:06 | 日記
シクラメン;カガリビナ;篝火草(サクラソウ科)花言葉は、内氣なはにかみ、理解。ぺルシヤ、コーカサス地方を原産とするサクラソウ科の球根植物。ハート形の厚い肉質の葉が球根から群がり生え、その間から出る花茎に、蝶形に反った大きな花を一輪下向きにつける。葉の裏には白い斑があるが、裏は紅茶色である。花はピンク、白、紅色、八重咲きなどがあり、鉢植えとして温室で促成栽培され、最近では新年用の花として人気が出ている。花の形から「篝火草」の別名がある。「シクラメン花のうれひを葉にわかち 久保田万太郎」「シクラメン虚飾のことば風に乗る 鷲谷七菜子」「部屋のことすべて鏡にシクラメン 中村汀女」「シクラメン翻り咲き吾子歩む 岡田貞峰」「シクラメン人恋ふ夜の眉蒼し 鈴木真砂女」「シクラメン蕾を伏せし深紅かな 村田 修」「恋文は短きがよしシクラメン 成瀬桜桃子」「夜の市ののこる寒さにシクラメン 鈴木 元」(師走来て 新春を待つ シクラメン ケイスケ)

双葉葵

2012-12-18 06:29:45 | 日記
双葉葵;別名カモアオイ。(ウマノスズクサ科)花言葉は、細やかな愛情。ほかの寒葵類とは異なり、萼片はほとんど基部まで合着せず、敷石状に縁が接している。特徴は萼片の先が反曲し筒部に密着する。茎は地上を這い、その先に対生するように長い柄のある葉を2枚つける。葉は1年生。卵心形で基部は深い心形。草丈6~15cm花期は3~5月葉根生、分布場所は本州~九州の山地の樹林内。徳川家の葵の紋章は、フタバアオイの葉を3枚組み合わせて図案化したものである。「晩石や二葉の葛のはひそむる 富安風生」「春日野の末摘花の二葉かな 高橋繁喜」「抱きおこす葵の花やさ月ばれ 蝶 夢」「蝶低し葵の花の低ければ 富安風生」「来年やあふひ咲いても逢われまじ 正岡子規」(賀茂葵 遠くにありて あいがたく ケイスケ)


琵琶

2012-12-17 07:43:56 | 日記
琵琶(バラ科)花言葉は、ひそかな告白、温和。常緑高木、花と呼ぶには地味であるが、12月頃大きな葉に守られるように、枝先に白っぽい円錐状に集まって咲くが、遠目には薄茶色の木質に見える。庭の隅などに植えられた木にいつの間にかひっそりと咲きだし、ほのかな香をがある。石灰岸地帯に野生するが、改良品種が栽培がされる。翌年6月ころ倒卵形の果実が黄橙色に熟す。半透明な内果皮を食するが、少し酸味があり、甘味も強い。「やわらかな紙に包まれ琵琶があり 篠原 梵」「琵琶買ひて夜の深さに琵琶匂う 中村汀女」「船室の明るさに枇杷の種のこす 横山紅白」「口中にふくらむばかり琵琶の種 右城暮石」「枇杷すゝりをはりし双手宙にせる 岸 風三楼」「枇杷の実を空からとつてくれしひと 石田郷子」「故郷に墓のみ待てり枇杷の花 福田蓼汀」「裏口へ廻る用向き枇杷の花 山崎ひさを」「硝子戸に月のぬくもり枇杷の花 矢崎渚男」「蜂のみに知る香放てり枇杷の花 右城暮石」「枇杷咲けり街音ここも止む間なし 中村汀女」「日の暮のごとき真昼や枇杷咲いて 野路斉子」(枇杷なりて 隣家賑わい 羨まし ケイㇲケ)

昨日衆議院総選挙あり、民主政権の迷走はの厳しい懲罰。自民党が政権復帰。都知事は猪瀬副知事が他の8候補を破り当選した。

カンキク

2012-12-16 05:56:46 | 日記
カンキク;寒菊(キク科)花言葉は、繊細。けなげな姿。秋に開花期を迎える普通の菊に対し、年末頃の遅咲き種は5~6月に挿し芽をして栽培スタートしたもの、挿し芽が7~8月ごろ。控えめな花がほとんどで、色も黄色か白です。とはいえ真冬の冷気の中で、凛とした姿の寒菊は格別の趣があり、短歌、俳句などの題材としてはよく取り上げられます。油菊を園芸化したもの。12月16日の誕生日の花。。●この日生まれの人は、理性派感覚派。冷静に物事を判断するより、フイ―リングでぱつと決めてしまうタイプ。ただ感覚はかなり鋭い方なので、失敗することはありません。「寒菊の気随に咲くや藪の中 来 山」「寒菊を憐みよりて剪りにけり 高浜虚子」「寒菊の霜を払つて剪りにけり 富安風生」「寒菊のくれなゐふかく昃りけり 金尾梅の門」「寒菊や母のやうなる見舞客 石田波郷」「寒菊のあとも寒菊挿しにけり 橋本末子」「寒菊や時計の針の午後急ぐ 阿部みどり」「寒菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋桜子」「寒菊の括られてまたひと盛り 横澤放川」「寒菊や岸に浮かべる舟の波 岡本 眸」。昨日不在投票に行く。理由は投票所へバスで行けるから。近所の小学校よりは便利である。日本中央競馬会より郵便が来た。BS234CH放送用のBS対応スカパーアンテナ標準取り付け無料とのこと。ただより安い物はないとばかり便乗したが?さて損得の計算は、今後の参加次第?今日は衆議院選挙投票日。昨日不在投票を済ませた。理由は投票所の便利差。小学校より、市役所の方が、バスが利用出来るから?こんなことだから、足が弱るのかも?無精者の損得比較である。世の中損得勘定で、はたして差額は幾らか?疑問だらけの生活です。

千両

2012-12-15 06:57:18 | 日記
千両(チヤラン科)花言葉は、富、可憐。千両によく似たものに、藪柑子、万両がある。夏、枝先に黄緑の小花が群がり咲いたものが、冬に入ると小珠果して赤熟する。艶やかな葉のつけ根に鮮赤色の実をつける常緑の低木。「千両、満了」と対で呼ばれる万両のほうが葉の下側に実をつけて、控えめで女性的なのに対し、千両の方は実が株のあちこちにたつぷりつき、独特の華やぎを漂わせている。何れも正月に使われる。藪柑子と万両は、共に、ヤブコウジ科の植物で葉の下に実がある。千両よりも万両の方が実がやや大きい。自生しているが、いずれも観賞用として庭園に栽培されている。「千両や深息といへど短か息 石田波郷」「いくたび病みいくたび癒えき実千両 石田波郷」「名は千両といふ明るくて寂しくて 有働 亭」「雪すこしとけて珊瑚か藪柑子 及川 貞」「万両の一房の実を楽しまむ 遠藤 はつ」「千両の実をこぼしたる青畳 今井つる女」「半日にして千両の啄ばまれ 木内彰志」「山より日ほとばしりきぬ実千両 永田耕一郎」「いにしへを知る石ひとつ実千両 伊藤敬子」(店先に 千両万両並ぶ 師走かな ケイスケ)

冬桜

2012-12-14 07:07:58 | 日記
冬桜;寒緋桜;緋寒桜(バラ科)花言葉は、冷静。冬季に咲く種類の桜。寒桜は鹿児島.沖縄地方で栽培されていた緋寒桜のことで、寒緋桜ともいわれる。冬桜は山桜と富士桜の雑種といわれ、12月頃花を開く。群馬県藤岡市鬼石の桜山公園の冬桜は天然記念物に指定され一斉に花をつける。寒桜と冬桜は本来別種のものであるが、俳句では、両者を寒桜.冬桜と呼ぶことが慣例になっている。「山の日は鏡のごとし寒桜 高浜虚子」「うすうすと島を鋤くなり寒桜 飴山 實」「寒桜交わり淡くして長し 古賀まり子」「雨雫よりひそやかに寒桜 稲畑汀子」「うつし世のものとしもなし冬桜 鈴木花蓑」「今日ありと思ふ余命の冬桜 中村苑子」「母癒えて言葉少なや冬桜 岡田日郎」「月の出に風をさまりぬ冬桜 茂 恵一郎」「痛そうに空晴れてをり冬桜 黛 執」「水音のそこだけ消えて冬桜 清水衣子」「ひとゆれに消ゆる色とも冬ざくら 平子公一」各地の雪便りが出てきて日本海側の地方では早くも積雪、今冬は寒さが厳しいのだろうか?暑い暑いといつていた夏が今は懐かしい。(ひうひうと風はそらゆき雪の舞い ケイスケ)

八つ手

2012-12-13 07:11:48 | 日記
八つ手:ウコギ科、花言葉は、分別。日本が原産の常緑低木で暖地の海岸近くの山林に自生するが、多くは観賞用に植えられる。八つ手も天狗の団扇も、葉の形から名づけられた。初冬の頃花が咲き、翌年の4~5月に黒い球形の果実となる。子供のころ、庭にある八つ手の葉を一つずつ数えた覚えがある。白く小さな花ながら球状に固まって、花のない時期の庭先などに冬日を浴びて光っているさまは、一種の風情がある。小春日和に蜂や虻が集まっているところを見ると、虫に人気のある花なのようだ。地味で目立たない花だけに感心してしまう。人事に配して詠まれる時は、心理的に寂しいげな句が多いようである。「八つ手咲き虫さまざまの線に飛ぶ 吉川春藻」「淡々と日暮れが来たり花八つ手 草間時彦」「日向より日蔭が澄みぬ花八つ手 馬場移公子」「花八つ手ながき独りの常着縫う 鷲谷七菜子」「用事とは日暮れに多し花八つ手 手塚美佐」「日暮れまで蠅のまどろむ花八つ手 白岩三郎」「一本の八つ手の花の日和かな 池内たけし」「昼の月泛くところ得て花八つ手 長谷川草魚」「いつ咲いていつまでとなく花八手 田畑美穂子」「花八つ手日蔭は空の藍浸みて 馬場移公子」「花八手暗きところを好みけり 角川照子」「花八ッ手星またたけば少し散り 中嶋秀子」「蔵町の昏きより声花八手 長峰竹芳」「みずからの光りをたのみ八ッ手咲く 飯田龍太」「八つ手咲き路地まつさをな天のぞく 菖蒲あや」「八つ手咲く父なきことを泰しとも 友岡子郷」「花八つ手いつも電話母はより来 高橋悦男」。八つ手の句は大変多く詠まれているので、小生の下手な句は遠慮しよう。昨日の出来事。北朝鮮長距離弾道ミサイルを発射。監視されているのを承知で、事前に情報を混乱させて、騙し打ちをおこなつた。2012年の世相を表す「今年の漢字」は「金」が選ばれ、清水寺森清範貫主が揮毫された。大賀祐二、恵美子夫妻が久しぶりに来宅、懇談ののち帰宅された。これにて我が家の師走の予定は終了した。