誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

オダマキ

2016-04-23 07:03:48 | 誕生日の花ケイスケ日記
オダマキ;苧環;絲繰草;いとくり。(キンポウゲ科)花言葉は、勝利の誓い。キンポーゲ科の多年草の花晩春にうつむきかげんの青紫の花をつける。山野に自生する山苧環などは日本原産。園芸用に多く栽培されているのは西洋苧環。苧環の名は花の姿が紡ぎ糸をまく苧環の形に似ている事による。「をだまきの殊に濃き花日本海 角川照子」「苧環や木曽地は水の音 薹目良璽」「おだまきや蔵より運ぶ祝い膳 庄原明美」「手をつなぎ深山をだまきといふをみたし 阿部完市」「をだまきや首にひとすぢ風通る 森 澄雄」「嵐の旅立ゆえ妻抱くおだまきのように 西川徹郎」「坪内氏、苧環咲いて主婦を抱く 坪内稔典」。

西洋苧環は花の基部に、距(花に一部が後ろまで伸びたもの)があるのが特徴。尾を引いた彗星のように、動的な美しさがある。花弁のようにみえるのは開いた萼です。ヨーロツパ喜劇によく道化役ハーレークインと彼の恋人コロバィンが登場しますが、コロバインが持つ盃がおだまきとよく似た形です。このため花の英名がコロバィンとなり、道化を象徴する「愚者」という花言葉が生まれました。(君の名は愚か者というけれどやり繰り上手が生きる道 ケイスケ)

山躑躅

2016-04-22 07:26:06 | 誕生日の花ケイスケ日記
山躑躅;ツツジ科)きりしま;れんげつつじ;やしおつつじ;こめつつじ。花言葉は、燃える思い。ツツジ科の常緑低木の総称で単にツツジという植物はない。山野に自生し、また花を観賞するため栽培される。晩春から初夏にかけて、大形の漏斗状の五弁の花をを開くが、紅、桃、紫、緋、黄、白と色さまざま、形とりどりに株全体を包むように咲き競う。「レンゲツツジ」、は、落葉性でまた高地性であり、花は大輪、色は橙黄、葉も草色なので明るい感じたが、有毒品種である。山つつじの仲間としては、「きりしま」「くるめつつじ」が代表品種である。霧島山、雲仙岳、那須岳、赤城山、箱根、館林などは、つつじの美観で名高い。『万葉集』柿本人麻呂の歌に「つつじばな にほへ娘子桜花 栄え娘子とあり古くから』日本人に
親しまれてきた。『つつじいけて其陰に干鱈さく女 松尾芭蕉」「死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田亜浪」「花びらのうすしと思ふ白つつじ 高野素十」「きりしまや葉一つなき真盛り 富安風生」「山つつじ照る只中に田を墾く 飯田龍太」「躑躅野に塩くれて牛放つなり 渡辺立男」「旅籠屋の夕くれなゐにつつじかな 慧 太}「十人は居る寺男白つつじ 岡田日郎」「満山のつぼみのままのつつじかな 阿波野青畝」「牧牛の真昼ちらばり山躑躅 石橋辰之助」「牛放つつつじの火の海へ 青柳志解樹」「旅籠屋の夕くれなゐにつつじかな 襄 太」。(山躑躅高麗川岸は真盛り ケイスケ) 

熊本地震

2016-04-21 17:26:40 | 誕生日の花ケイスケ日記
熊本県を中心に相次いでいる地震は21日、震度7を観測した14日の「前震」から一週間を迎えた。九州は朝から強い風雨に見舞われ、熊本、大分両県では21日午前11時現在、17万人以上に避難指示.韓国が出された。熊本県南阿蘇村では自衛隊などによる捜査活動が天候不良で中断された.熊本県によると、一連の地震では、午前11時現在、48人が死亡、2人が行方不明となっている。気象庁は「一連の地震で地盤が緩んでいる地域で土砂は災害の危険性が高まっている。地震活動や降雨の状況に十分に注意してほしい」と呼び掛けている。少なくとも2568所帯6478人に避難指示がだされた。他の市町村も含め6万8972所帯17万688人に避難勧告が出されている。県内の避難者は午前9時現在で約10万人となり、20日昼と比べ約7500人増えた。3900人に避難指示が出ている熊本県南阿蘇村では、21日午前4時過ぎ、土砂災害の危険がたかまっているとして、自衛隊などによる安否不明舎の操作活動が中止された。熊本市は、避難所になっている龍田西小学校で、壁の一部が崩落する恐れがあるとして避難者約1000人を別の避難所に移すことに決めた。予想される一時間雨量の最大値は熊本、長崎で70㎜大分県と佐賀県で40㎜など22日までの24時間予想雨量は多いところで熊本、長崎両県で150㎜福岡、佐賀、大分、の3県で100~120㎜に達する見通し。4月21日夕刊より)。

桜草

2016-04-21 06:27:01 | 誕生日の花ケイスケ日記
サクラソウ;プリムラ(サクラソウ科)北半球の温帯から寒帯にかけて約600種が分布する多くの種が園芸種として植栽される。日本にはプリムラ。花言葉は、少年時代の希望;青春。サクラソウ科の多年草で、学名のプリムラ.ジャポニカの通り日本には数種ありその代表が桜草である。桜草の葉は、長楕円形の葉には、しわが多い。野生種は、全土の河川付近の湿潤な地に生育している。東京付近でも浮間が原が有名であったが、今は採り尽くされ、浦和市の田島が原野や生地が、天然記念物に指定され、保護されているにすぎない。桜草の可憐な姿、地味な花色は静かに鑑賞するにふさわしいが、西洋桜草すなわちプリムラは。花も大形であり、色も多彩濃艶である。「我国は草もさくらも咲にけり 小林一茶」「桜草鉢をまたねばならぬかな 高浜虚子」「咲き満ちて庭盛り上がる桜草 山口青邨」「汚れたる風雨のあとの桜草 深川正一郎」「まのあたり天降りし蝶や桜草 芝不器男」「桜草のせてタイルの罅こまかし  横山白虹」「目離せば消ぬべき雲や桜草 千代田葛彦」「桜草まぶしき肌を診了はんぬ 川端火川」「花の奥より蕾駆け出ヅ桜草加藤楸邨」「嫁ぐすぐ妊るはあはれ桜草 篠田悌二郎」「指組めば指が湿りぬ桜草 鈴木鷹夫」「桜草咲いてむかしの暴れ川 松本泰二」「葡萄酒の色にさきけりさくそう 永井荷風」「少女等やいつもささやき桜草 中村汀女」「温室は学生ばかり桜草 渥美静子」。(プリムラの花大きくて傘挿せず ケイスケ)

山吹

2016-04-20 06:33:41 | 誕生日の花ケイスケ日記
山吹;濃山吹;八重山;白山吹(バラ科)花言葉は、気品;待ちかねる。バラ科の高さ1m余りの落葉低木。北海街道から九州に至る全国の谷川に沿った湿気の多い所に自生する。鑑賞用に庭園にも植えられる。4,5月ごろに目の覚めるような鮮黄色の五弁の花を小枝の先に開く。古くから切り花に用いられ、太田道灌の物語で有名だが、あれは八重咲きで、一重のものは実をつける。「白山吹」は属を異にするもので、山吹は葉が互生だが、白山吹は対生であり、花弁も4枚である。「ほろほろと山吹散るが滝の音 松尾芭蕉」「山吹や暮れゆく水のとどまらず 渡辺水巴」「山吹や根雪の上の飛騨の径 柳田普羅」「山吹の咲き後れたる一枝濃し 伊藤月草」「山吹の茎にみなぎり來し青さ 細見綾子」「山吹やひとへ瞼の木曽女 橋本鶏二」「山吹やこの世にありて男の身 藤田湘子」。(白山吹揺れやみしかば黄ばみけり ケイスケ)

訂正。先日4月16日姉の一周忌の日に『山吹草』のところ、山吹を記載した。これは愚性の勘違いで、『山吹草』は(ケシ科)の花で、:草山吹;のことである。本州の山地の明るい林に生えるケシ科の二年草;花言葉は、すがすがしい明るさ。長柄の羽状複葉で卵形。葉腋に大きな鮮黄色の山吹に似た「四弁花」をつける。
『藪中や日の斑とゆらぐ山吹草 金尾梅の門』『蒔小屋へ雪崩咲きたる山吹草 勝俣一透』。(山吹草になんたる申訳なきこと;愚性恥ずかしい放れ伏しぬ ケイスケ)

熊本地震

2016-04-19 17:23:01 | 誕生日の花ケイスケ日記
熊本地震610回。最大震度6強を記録した16日未明の地震から、生存率が下がる「災害発生から72時間」を経過した。18日夜の最大震度5強の余震で中断していた南阿蘇村の操作活動は、19日午前7時頃に再開。約一時間後に河陽地区で女性1人が見つかり、そのご死亡が確認された。県や村によると、安否不明者の内訳は、河陽地区の別荘まどで6人長野地区の「ログ山荘火の鳥」近くで1人。エコノミー症候群で病院に運ばれる人が増えている。気象庁によると14日以降19日正午現在、計610回に上った。うち震度7が1回、6強が3回、5強が2回、5弱が6回観測されている。気象庁の地震津波監視課長は、「今後の活動や降雨の状況に注意してほしい」と呼びかけている。(読売新聞19日夕刊より)

矢車草

2016-04-19 06:16:44 | 誕生日の花ケイスケ日記
矢車草(キク科)花言葉は、教育。キク科の一.二年草の花。4~7月に、痩せた長い枝先に頭状花を開く。色は紫.赤,白.桃など多様で、形が矢車に似ている。地中海沿岸から小アジア原産。日本へは明治時代に渡来。切り花や花壇用として栽培されている。草丈30~100㎝。よく分枝した茎の先端に径4~5㎝のと頭花をつける。辺花のひとつひとつをよく見ると花弁の先端が不規則に裂けて鯉幟の先端に飾る矢車に似ているので「矢車草」と呼ばれるが、正確には「矢車菊」。日本の山間には別種の{矢車草が自生する。ユキノシタ科の多年草で、葉は矢車の形。ヨーロッパのどこの小庭にも見かけられる庶民的な雰囲気のある花であるふわとしたやさしさが句にも反映している。茎は細く風に揺れるさまに趣きがある。正しくは矢車菊のことで、矢車草は別に山中に自生するユキノシタ科の植物がある。「茎弱き矢車草も混じりをり 波多野爽波」「驟雨来て矢車草のみなかしぐ 皆川盤水」「矢車草教会で逢う恋いまも 宮脇白夜」「久女の墓低し矢車草よりも 二宮貢作」「供華に挿す矢車草の一つかみ 綾部仁喜」「遠ちを視る母の眸なある矢車草 山崎久美江」「矢車草ぐつたり咲ていくさあと 遠藤信子」。(青空にいどむ矢車草の白映える ケイスケ)

霧島躑躅

2016-04-18 07:05:02 | 誕生日の花ケイスケ日記
霧島躑躅(ツツジ科)花言葉は、燃え上がる恋。山躑躅;蓮華躑躅;深山霧島。春から夏にかけて漏斗状の花を咲かせるツツジ類の総称。各地に自生し、花色は真紅他に白.淡紅などさまざま。『万葉集』柿本人麻呂の歌に「つつじ花にほへ娘子桜花 栄え娘子」とあり古くから日本人に親しまれて来た。「旅籠屋の夕くれなゐにつつじかな 蓼 太」「死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 白田亜浪」「十人は居る寺男白つつじ 岡田日郎」「花びらのうすしと思ふ白つつじ 高野素十」「満山のつぼみままのつつじかな 阿波野青畝」「牧牛の真昼ちらばり山躑躅 石橋辰之助」「牛放つ蓮華つつじの火の海へ 青柳志解樹」。「眦につつじの色のかたまれる 上野 泰」。(門先の蓮華躑躅も燃えさかる ケイスケ)。『地震活発化 南西』熊本県など震源とする地震で、これまで活発な地震活動がみらねなかった南西側の八代市付近にも広がっている。北東側は大分県まですでに拡大しており、気象庁は『これほど広範囲に拡大するのは「観測史上)例がなく、経験をあてはめられない。収まる気配もないので、今後いの強い揺れに十分警戒してほしい」と呼かけている。死者42人、安否不明者7人、負傷者1101人,建物損傷熊本、大分などで、2796棟、うち全壊401棟。引き続き活発な地震活動が継続されており、18日午前時現在492回に上った。日本政府は米軍の空輸支援のためにオスプレイ投入を要請した。

花菱草

2016-04-17 08:01:43 | 誕生日の花ケイスケ日記
花菱草(ケシ科)花言葉は希望。アメリカ、カルホルニア州原産の多年草。日本では秋蒔き一年草として花壇などに栽培される。草丈30~60㎝、茎は多数分枝して、先端に四弁の盃状の花をつける。開花は5~6月、自生地では野原が黄金の花色で埋まるというが、群生させると見事。その花形から「花菱草」。花色から「金英花」の名がある。園芸品種は多く、花色は桃、K黄、白など。八重咲もある。「地に降りし日光舞ひて花菱草 鈴木陽花」「持つ胸に形なして行く花菱草 野崎明子」「花菱草少年ドロップ缶を振り 三品よしみ」。(いろいろな花に雨ふる花菱草 ケイスケ)。