オダマキ;苧環;絲繰草;いとくり。(キンポウゲ科)花言葉は、勝利の誓い。キンポーゲ科の多年草の花晩春にうつむきかげんの青紫の花をつける。山野に自生する山苧環などは日本原産。園芸用に多く栽培されているのは西洋苧環。苧環の名は花の姿が紡ぎ糸をまく苧環の形に似ている事による。「をだまきの殊に濃き花日本海 角川照子」「苧環や木曽地は水の音 薹目良璽」「おだまきや蔵より運ぶ祝い膳 庄原明美」「手をつなぎ深山をだまきといふをみたし 阿部完市」「をだまきや首にひとすぢ風通る 森 澄雄」「嵐の旅立ゆえ妻抱くおだまきのように 西川徹郎」「坪内氏、苧環咲いて主婦を抱く 坪内稔典」。
西洋苧環は花の基部に、距(花に一部が後ろまで伸びたもの)があるのが特徴。尾を引いた彗星のように、動的な美しさがある。花弁のようにみえるのは開いた萼です。ヨーロツパ喜劇によく道化役ハーレークインと彼の恋人コロバィンが登場しますが、コロバインが持つ盃がおだまきとよく似た形です。このため花の英名がコロバィンとなり、道化を象徴する「愚者」という花言葉が生まれました。(君の名は愚か者というけれどやり繰り上手が生きる道 ケイスケ)
西洋苧環は花の基部に、距(花に一部が後ろまで伸びたもの)があるのが特徴。尾を引いた彗星のように、動的な美しさがある。花弁のようにみえるのは開いた萼です。ヨーロツパ喜劇によく道化役ハーレークインと彼の恋人コロバィンが登場しますが、コロバインが持つ盃がおだまきとよく似た形です。このため花の英名がコロバィンとなり、道化を象徴する「愚者」という花言葉が生まれました。(君の名は愚か者というけれどやり繰り上手が生きる道 ケイスケ)