4月2日(月)☼
午前中、癌研有明病院で血液・CT検査 。夕方、歯科と接骨院。接骨院には初めて行った。右足の外反母趾がこのところ痛む。先生の見立てによれば僕のそれはかなりひどく直す手立てはない。それでも電気マッサージをかけてくれた。川越の人だが独身時代に沖縄・残波岬の近くの接骨師学校の教師をしたことがあるという。金城実さんのアトリエの近くかと思った
残波岬に建つ巨大なシーサー(金城実・作)の記憶はないという。
甲子園の選抜がいよいよ決勝戦になる。光星学院(青森・八戸)と大阪桐蔭高。野球専門学校同士の対戦でなんの興味もないが、光星学院のレギュラーメンバーの出身中学校を知ってなんともはや‥。
光星学院高校
1(右) A(沖縄・石垣市) 2(左) B(宮城・仙台市) 3(捕) C(大阪・狭山市)
4(遊) D(大阪・堺市) 5(一) E(岩手・北上市) 6(三) F(大阪・八尾市)
7(投) G(大阪・大阪市) 8(中) H(神奈川・川崎市) 9(二) I(大阪・堺市)
東北・青森の代表として選抜されたのだが青森県の出身者は一人もいない。大阪府の出身者が5人いるので大阪代表というほうが事実にちかい。決勝は「大阪決戦」とも言える。
僕の故郷の甲子園常連校「明徳義塾」も同じようなものだと聞いたことがある。高知県代表だが選手は大阪産。故郷を愛する僕だがこの学校を応援したことはない。親戚にも聞いてみたが‥。
青森の人はどうなんだろう?
甲子園が野球専門学校の大会になって盛り上がっているのは出場校の野球部関係者だけになっているのでは?そこへ来て「光星」や「明徳」のように地域と無関係な選手集めをする学校が増えた。これで「郷土の代表」とは‥。
僕の中では「甲子園」は夢・幻になってしまった。
こんな記事が見つかった。
甲子園準V 光星学院 不祥事の病巣
(日刊ゲンダイ 2011年8月23日 掲載)
母校凱旋のその日、主力選手3人の飲酒発覚
今夏の甲子園で準優勝した光星学院の不祥事発覚にスポーツマスコミは大騒ぎだが、地元の青森では「さもありなん」と冷ややかな声が多い。
記者会見した同校の法官新一校長によれば、部員3人が昨年12月に帰省した際に飲酒。そのことを自らインターネット上のブログに書き込んだ部員がいるとの指摘を外部から受けた学校が内部調査をした結果、3人の部員が事実を認めた。
「3人は先日の甲子園でプレーした主力選手で、いずれも県外出身者。光星学院は、高校球界でもえげつない選手集めをすることで有名で、この夏の甲子園メンバー18人のうち、青森県出身は3人しかいない。レギュラーはすべて大阪、沖縄からの野球留学選手。ブログに自慢げに飲酒の事実を書いた部員も大阪出身の選手です。学校の生徒集めに甲子園を利用するいわゆる野球学校。素行や偏差値は二の次で、とにかく野球のうまい中学生を全国からかき集めているから、地元では『いずれこういうことが……』という受け止め方をされているわけです。ブログには上級生の暴力についても書かれている。いずれにしても、青森県勢として42年ぶりの準優勝という快挙に完全に水を差しました」(地元関係者)
甲子園での快挙達成後の不祥事発覚といえば、05年夏に甲子園連覇を果たした駒大苫小牧(北海道)が有名だ。優勝直後に指導者による部内暴力が発覚。翌06年春のセンバツ大会直前に今度は部員の飲酒が露見し、出場辞退に追い込まれた例がある。
「プロ野球の西武による裏金問題が発覚した07年に、特待生制度や野球留学が併せて問題視された。高野連は学費免除などの特待生制度を禁じていたにもかかわらず、実際はほとんどの学校で採用されていて、高野連もそれを知りながら黙認していた。07年を契機に抜本的な改革をするとしたにもかかわらず、結局は『1学年5人以下が望ましい』との条件付きで容認した。経済的理由を抱える家庭もあって特待生イコール悪とはいえないが、問題を棚上げにしたままの高野連に、相次ぐ野球部員の不祥事の病巣がある」(アマチュア野球関係者)
光星ナインはこの日の午前、八戸市内の母校に凱旋。
「夢と勇気と感動をありがとう」との横断幕が掲げられる中、約600人の関係者、ファンに迎えられ、爽やかな笑顔を見せていた。その直後に明らかになった不祥事。8カ月も前の飲酒が甲子園直後に発覚する不自然なタイミングから、学校側が事実を把握しながら隠蔽しようとしていた可能性もある。問題は根深い。
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