心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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読書モード♪

2015年01月15日 | ほんのすこし
最近 仕事がある程度片付いたのでTSUTAYAに久しぶりに行ってみました。いつもならDVDコーナーにまっすぐ行くのですが、その日はDVDを探す気分がなく 書籍コーナーをぶらぶら。
『望郷の道』(上下巻)北方謙三著
『246』沢木耕太郎著
『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』佐々涼子著
これら数冊を手に取り 早速 手軽な文庫本から読み始めました。北方さんの上下巻 初めて北方さんの本を読んだように思います。どちらかというと三国志とか時代物は今は苦手でしたが、立ち読みをしましたら、明治時代ぐらいの背景でこれなら読めるかも・・・と思ったのです。登場人物が実際の人物を参考にしているということでしたが、本当にこんな人がいたのか?と思ってしまいました。でも あの時代 大きくなっていくために寝食を惜しまず動き回ることができたというのが わかる気がします。最初は九州弁に慣れず 読みずらいかなぁと思っていましたが、読み進むにつれて自分の中で「~なかたい」「~つとか」と一緒に話している気分になっていました。それがまた心地よかったのです。上巻はまるで任侠ものの映画を見ているような感じで 読み終えて目を閉じたときに自分の背中がすっと伸びて匕首を手に持っている そんな映画館から出てきたときに感じたあの高揚感がありました。下巻もすぐに読み始めましたが、台湾に行ってからのふたりの日々はあまりにも凄くて こういう人がこの日本にいたんだ・・・(物語ではありますが)と今の日本にはいないかもしれないと思ったのでした。
自分とは全然違う あまりにも凄い その生きざまに驚きながら 良い本に出会ったという満足感で今はちょっと放心状態(笑)です。
佐々さんの本は 閑古堂さんが紹介されていてとても興味が湧いたのです。以前から書籍コーナーにあるのは知っていましたが、買うという気持ちまでには至らなかったのです。ドキュメンタリーはどちらかというと後回しになってしまうのが私です。でも閑古堂さんの紹介文章が素晴らしくて これはぜひ読んでみなくては!と思ったのです。そう思っていたときに偶然テレビで「池上彰のJAPANプロジェクト』という番組があり その中でこの本の紹介がありました。本の内容をドラマ仕立てにしていて それがまた良かったのです。ますます読んでみたいと思いました。そこでこの日 真っ先に手に取ったのが この本でした。これから読んでみようと思っています。どんな内容かは閑古堂さんの紹介記事を参考にしてくださいね♪
沢木さんは よく新聞で映画評を掲載されていて それが上手いなぁ 好きだなぁと思っていましたので、多分 昔読んでいるとは思うのですが、何か読んでみたくなりたまたま山積みされていたので 買ってみました。旅はほとんどしませんが、旅番組を見たりするのは好きです。国道246号線を歩きながら 沢木さんが何を思ったのか それを探るのが楽しみです。

で またまた昨日 TSUTAYAに行ってしまいました。というのも実家の屋根の雪を業者さんにお願いしたら すぐに来てくださったのはいいのですが、わたしの車を置く場所がなかったので、待っている時間にTSUTAYAとケーズデンキに行ったのです。
そこでまたまた書籍コーナーをぐるぐる・・・ポイント10倍の券がありましたので、ついつい買ってしまいました。
『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』水野敬也著
『峠うどん』上下巻 重松清著
『帝王、死すべし』折原一著
水野さんの前作はかなり前に読んでいました。読み終えた後しばらくしてからドラマ化されていましたが、ガネーシャ役がぴったりだったので笑ってしまったことを覚えています。今度はどんな内容なのか とても楽しみです。希望が持てる本を読むのは嬉しいものです。
折原さんのは ちょっとどうしようかと迷いましたが、ミステリー的な部分に期待して。
重松さんの本は好きなので これは眠る前に読んでみようかなと思っています。

『とまらない』三浦和良著
これを手に取ったのには 少し訳があって。数日前に 母とテレビ番組の話をしていました。そのときに前の夜に入った番組で(それがなんという番組だったか忘れましたが) そこに講師としてカズが現れたという話でした。偶然 二人とも その部分はしっかり見ていて母と共に カズ 格好良かったねぇ 素敵だったねぇ 今でもすごいねぇ 考え方がいいよねぇ などなどしばらく誉め言葉が続いたのです。特に 母はカズがすごく良かったと手放しでほめていて。それが頭の中に残っていました。書籍コーナーでこの本を見つけたときに 真っ先に母の顔が浮かんだのです。
立ち読みでパラパラと読んでみました。これなら 母でも読めそうです。読みやすい文体だし 内容もカズの言葉がぎっしりつまっていて 前向きになれそうな言葉です。47歳でもまだまだ現役、しっかりと前を見据えて歩んできたひたむきさがいい顔を作っているとカズの笑顔を見て思います。やっぱり黙っていても顔に出ますね、年を経て行くと。その人がどんな生き方をしてきたかが顔に現れてくる その良い見本のような輝きを持った顔をしていると思いました。
今日 母に持っていこうと思っています。少しずつでも読んでくれたらいいなと思います。

それにしても カズがあんなにも素敵だなんて・・・感激でした。あの番組 なんだったかなぁ。録画しておくんだったと今になって悔しがっているわたしです。