心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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突然の電話

2015年09月28日 | ほんのすこし
夜遅く留守電が入っていたことに気付く。もう遅い時間だ、掛け直すには遅すぎるだろう。
次の日の朝、朝食が済みホッと一息ついているであろう時間帯を見計らって電話した。久しぶりに聞く彼女の声、思っていた通り元気そのものだった。その日も電話の後、二つのボランティアに出演するということだった。
すごい行動力だなといつも思う。やりたいことをやっておきたいからと以前話していた。やりたいことって何?と聞くと、ふふふと笑って答えなかった。

何カ月か、音沙汰のない状態で互いに何かに夢中なのだろうと思っていた。留守電に入っていた言葉を思い出し、なんでわかったの?と聞くと、前にその名前で書いていたことあったでしょ?と。よく覚えていたものだ。
「新聞で見つけたから、電話しなくちゃって」
「あらら、見つかったのね。でも、また同じだったのよ。なかなか上に行かないものねぇ」
「入るだけでもすごいわよ」
「そうかなぁ。もっとがんばれってことなんだろうね」
そんなことを話し、彼女のボランティアもがんばってと励まし、電話を切った。

地元紙の片隅に載っていたペンネームは、誰も気がつかないだろうと思った。
でも見る人は見ていたんだなあ。
ペンネームで良かったとちょっと思った。

今はこれを飾っています

2015年09月28日 | ほんのすこし
絵本とカレンダー。カレンダーは画家の友人がパリに行ってきたときのおみやげで、もしかしたら今年も戴けるかも?ゴッホの絵も掲載されている。ときどきめくって別の絵を見せている。
絵本は最近ずっと買うことがなかったけど、ふと思いついて手にしたもの。挿絵が柿本幸造さんだったので、つい手にとってしまった。『どうぞのいす』ですっかり彼の絵が好きになってしまったからだ。ほのぼのとした絵を見ていると温かい気持ちになってくる。久しぶりに絵本を読みたいと思った。棚には絵本が並んでいる。読み聞かせボランティアをしていたときに結構購入したが、メンバーの中には絵本の数が半端じゃなくある方もいて、まだまだだなぁと思っていた。でも、読み聞かせからも遠ざかり、絵本を買うことも無くなった。今は手元の絵本をときどき引っ張り出しては、ひとり読み聞かせをしている状態だ。いつか孫にも読む機会があるだろうなと思いつつ。

長くわたしの部屋に鎮座しているテディ・ベア。名前はちゃんとあったはずだけど・・・オークションでやってきたクマさんだ。ハロッズの2009年発売クリスマスバージョンらしい。赤いクリスマスカラーのニットを着こなしているところが好きだ。
わたしの周りにはこうした好きなものでいっぱい。母のように季節感を考えて、一点主義で飾ることはあまりなく、ほとんど変わり映えのないものとなっている。いったん飾ったら、かなりの期間飾っている。段ボール箱に押し込んでいる他のカップ&ソーサーやら、飾りものも孫が来るというときにしまいこんだままだ。もうすでに棚に手も届くようになっているし、壊されると困るものは事前にしまったのだ。

先日、母と話していた。大事に箱に入れてとっておいても、結局出さずに終わったら、その物の良さを見ることがないのでは?ということを。なぜそんな話をしていたかというとふたりで『なんでも鑑定団』を見ていて、骨董好きの親とか祖父とかが取っておいた物をその遺族がもらっても、その物に何の感動もなかったら大事に物置とか倉庫に取って置いてもつまらないんじゃないかという話になったからだ。
まぁ、わたしたちには後世に残すような代物はないので、心配せずともいいのだけどね。それでもしまいこんでいる物を出してきて愛でてあげることをしてあげないとなあ。子どもたちが欲しいものがあればそれにこしたことはないのだけど。どうも好みが違うらしい(笑)

ちょっと飾る物を入れ替えてみようかな。



後ろのお皿なんてずっと飾りすぎ!気にいってるからいいのだけど。手前のスージー・クーパーはシンプルで可愛い。こういうお皿を集めるのも好きだったな。



ミニチュアのウエッジウッド。可愛くて見ているだけで楽しい。
そんなことを思っていると、結局入れ替えなんて出来なくなってしまう。
たぶん、12月にはこれらも箱の中にしまいこんで、孫が来ても大丈夫なように変身させることになるだろう。それまでの間、楽しまなくちゃね。