1960年代初期から二輪では
ハングフォームが世界グラ
ンプリでは登場していた。
約20年後の1983年。
ハングフォームを積極的に
使い始めたのは1972年の
WGP250チャンピオンのヤ
マハのヤーノ・サーリネン
だった。ハング自体は60年
代初期に既に存在したが、
完全に膝を路面にこする走
り方は彼ヤーノが最初。
そして、その後WGP250で
デビューしたアメリカの若
きAMA覇者のケニー・ロバ
ーツが完璧なハングフォー
ムを完成させた。
ケニーが活躍した1970年代
中期~後半はまだWGPでも
ハングフォームは一部の選
手しか使っていなかったが、
彼が不動のチャンピオンに
なる1970年代後半からは全て
のライダーがハングフォーム
を取るに至った。
私はハングフォームの存在と
手法を知っていたので、サー
キットだけでなく公道走行で
も1976年からオートバイでは
ハングフォームを使っていた。
私の高校でハングでコーナー
を回るのは私ともう一人しか
いなかった。聖秀吉みたいな
体型と性格の奴。だが、奴は
後に国際A級まで上がり、マン
島を走った。
ビデオまでポニーから出ていた。
四輪車でもハングフォーム(笑
1965年の園児の頃(笑
神奈川県藤沢さいか屋の屋上。
この約10年後は追いかけられ
る側になる。