ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




都内某局にて、某テレビ番組の収録に参加させて頂いてまいりました

某ミニモーグは(笑)、我が楽器ではございますが、やっぱり今日も素晴らしい音でございました。

 

こういう”楽器”が、この世に生まれたということを、本当にありがたく思います。

キーボード界にとっても、

ピアノやハモンドオルガン、フェンダーローズなどと並ぶ、歴史的大発明だと断言致しましょう

 

勿論、これ以降のシンセサイザーが、多かれ少なかれ、このミニモーグから影響を受けているのですが、

といって、これを越えた「モノフォニック・アナログ・シンセサイザー」は一つもございません。

 

「モノフォニック」というのは、単音、という意味です。二つの音を同時に出すこともできませんので、勿論、和音も出せません。常に、一つの音しか出ません。

「ポリフォニック」というのが、2音以上が出ることを指します。機種、機能によって、いくつまで同時に音が発音できるかはまちまちで、「4音ポリ(フォニック)」「8音ポリ(フォニック)」などと言います。

 

「アナログ」は、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。デジタルが連続量をとびとびな値(離散的な数値)として表現(標本化・量子化)することと対比される。(Wikiより)

まあ、アナログ時計と、デジタル時計の差で、実感的にはお分かり頂けるかと思います。人間とロボット、というような分け方でもいいのかもしれません。

 

「シンセサイザー」は、音を合成(シンセサイズ)して発音させる楽器のことです。ピアノやバイオリンやドラムは、音を合成はしませんよね。そういった意味では、新しく、珍しい楽器ではありますが、この中でも、

単音しか出ない「モノ(フォニック)」で、しかも、「アナログ」回路でつくられていた、初期の頃のシンセ(サイザー)の代表選手が、このミニモーグなのです。

Wikiで「シンセサイザー」と検索すると、ミニモーグの画像が一番最初に掲載されています。

 

モーグというのは開発者であるロバート・モーグ博士の名前です。

 

そして、Googleiで「ミニモーグ」と検索すると、

なんと、「ミニモーグ」というWikipediaや、本家モーグ社のニュース記事よりも上、

・・・一番最初に、

僕のミニモーグのページが表示されるのです

 

なかなか、大変なことになっているのでございますが(笑)、

ミニモーグの音、画像、お話で、それぞれご飯が三杯は食べられる僕としましては、大変に光栄でございます

 

 

ちなみに、今日の某テレビ番組では、僕は

「ケンちゃん、逆光の中でシルエットしか映ってなかった(笑)!」(モニターを見ていた関係者の方談)

とのことでした(笑)

 

いいのいいの(笑)。

僕は、ミニモーグの音さえ、少しでもこの世に残せれば

 

ではー。



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