ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日もS足学園音大のライブ試験だったのですが、自宅でオンライン審査でございました。

例年と違って、先生たちが密になるのを防止するために、当日の出演バンド担当の先生以外はオンラインということになったのです。

各バンドには先生が一人ずつついておりまして、僕の担当バンドは昨日、頑張ってくれたのでした。

 

さて、昨日、そして今日と全部のバンドを見せてもらって思ったこと。

・・・新型コ〇ナの影響で思うようにスタジオリハーサルやレコーディングが出来なかったにも関わらず、

みんな素晴らしい演奏をしてくれましたし、何なら・・・むしろ上手くなっていたりして!

 

この長い長い自粛期間、どうしても自宅で過ごすことが多かったせいかななんて思ったりもしました。

もう、練習しまくっていたのではないでしょうか。

あと、各自、曲を作ったりする機会も増えていると思いますので、音楽力が上がっているのかなとも。

 

そして、何よりも。

 

この新型コロナの期間に、音楽をやるということはどういうことかを考えることも多かったことでしょう。

自分が大学で、学びとして音楽に取り組むこと。これは学生にとっては”人生”ですよね。

これまでとは違った、あるいはさらに強い「覚悟」といいますか、自分は音楽と向き合うんだ、という強い意志が、改めて生まれたのではないかな、と思ったりしたのです。

それが音に出ている。

だから、説得力がある。

 

勿論、僕も見ていて、とっても嬉しかったです。いえ、感動ですよね。

思うように音楽活動ができないこんな世の中ですが、でも彼ら、彼女らは、少しもくじけることなく、笑顔で、どんどん自分の夢に向かっていっていました。

我々は、その夢を、絶対に守ってあげなければなりませんね。

 

誤解やバッシングを恐れずに言いたいのですが、

大勢の(できれば満員の!)のお客さんの前で、大きな音でよい音楽をやって、一体になって盛り上がって、そして、その熱いあつい、素晴らしい時間をお互いの人生の時間の一部として共有して、そして忘れがたい思い出や、これからの未来への強さに変えて、生きていくこと。

それには・・・たぶん、いえ、きっと。

三密という環境が、必要だったんです、ずーっと。

密閉、密集、密接。

 

これから、当分はこれに関しては、厳しい状況なのでしょう。

病気だけでなく、人々の心に刻まれたトラウマがありますからね。

トラウマって、・・・コロナ以前から、誰にだって何かしらはあったのではと思うのですが、忘れようと思っても、どうしても反射的に蘇ってくる、面倒なものですよね。

 

でも、逆に言えば、三密の環境の中で僕たちが体験した素晴らしすぎる体験もあります。

いわば、音楽の、原体験。

 

どちらが勝るのか。

少なくとも、僕は30年以上、この素晴らしい原体験を繰り返して身体に刻み込んできたのだと思います。

数か月、あるいは数年のコロナが、この原体験をひっくり返すことがあるとは、・・・僕にはどうしても思えません。

 

だって、まだ十代とか、二十歳そこそこの若い学生にとっても、

おそらく原体験の方がはるかに強いのだと、そう確信したのですから。

 

別に勝ち負けじゃないですが、……でもやっぱり、負けたくありませんね。

こんなものには

 

ではー。



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