色々飲みましたが、これが美味しいかも。
と言って、並べて飲みくらべたわけではないのですけれども。
ほんと、並べて比べてみないとわからないことが結構あります。
今日は、来週末の学生バンドのライブの為に持って行っているminimoogと、
キーボード専攻の学生くんの持っているminimoogをモデリングしているアナログシンセと音比べをしました。
興味深い比較でしたが、やはりminimoogが、何十年も銘器と言われ続けている理由はありましたね。
でも、モデリングシンセも素晴らしい出来で、価格の差を考えたらコスパは高いと思います。
「やっぱり全然違いますね・・・」(←耳が良い)という学生くんとも話をしたのですが、
結局、最終的にはどれだけ細部に目が行くか、こだわるか、というところになるのだと思います。
世の中のものって、ほとんどが、そうやってできているのですよ、きっと。
例えばクルマひとつとっても、四つのタイヤがあって、人が乗れて、走れば、誰が何と言おうと、クルマ。
家なら、屋根があって、床があって、壁があって雨風しのげれば、家。
お腹が一杯になれば、ご飯。
同じ「目的」の上に「機能」をかけて、そこからさらに「夢」や「希望」をトッピングしていくようなもの。
でも、何事にも「夢」や「希望」があった方が、やっぱりいいのですよ。
音楽家は、それを音の中に見出していくのですね。
・・・学生くんと二人で、ミョンミョンシューシューと真顔でノイズを出しながら(笑)、そんなことを思っていましたが、
はたから見たら、完全に異常な(人のいる)空間だと思いました(笑)。
ではー。