レッスンの合間、夕方の空が、いい色になっていました。
今日は満月とのこと。
月の写真は、そこそこの望遠レンズ(と三脚)が無いとなかなかダイナミックには撮れないですし、
ネットやテレビなどでも見れますが、
月自体は小さくても、切り取られずに、一面の景色と一緒に入ってくる肉眼が一番、リアルで迫力を感じますね。
結局はライブや演劇などでも、これと同じことなんだろうな、と思います。
その目で、この目で見たものは、切り取られていない。
壁や天井、振り返った時の景色や、ちょっとじゃまな前の人の頭(笑)なども、
やっぱりすべてが、リアルな時間で、それは・・・どうしても記録映像にはならないのです。
ですから、どんなに美しくしても、むしろ美しくなってしまっていると、
当たり前ですが、切り取られたもは、感覚にとってはリアルではなくなる、ということでしょう。
といって、前の人の頭の入ったDVDもなあ、とも思いますので、これはなんとも(笑)。
でもやっぱり、リアルを捨てることはできません。
リアルこそが人生なのですから。
さて、明日は大学でのライブです。
本当に楽しみですが、なんといっても、ここに至るまでの数週間が楽しかったです。
企画して、曲を決めたり、相談してメンバーを集めたり、リハをして、皆の力で、ちょっとずつ曲をまとめていったり。
そして、ワクワク、緊張もしながら当日を迎えるわけですよね。
これは何ものにも代えがたい、素晴らしい時間だと、心から思います。
早く、ちゃんと、戻ってきてほしいです。
ではー。