台湾では、その土地その土地を管轄して管理している『土地の神様』がいると言われています。『土地公』や『土地婆』がいたりします。『公』は’だんな’とか’お爺さん’の意味で、『婆』は’奥さん’とか’お婆さん’の意味なんです。ですから、一般に『土地廟』にはお爺さんやお婆さんの人形が奉ってあります。
こちらの『廟』には屋根の上から『神様たち』がこちらを見ていました。
『廟』のよっては、神様の表情がさまざまです。どこの『廟』も必ずと言っていいほど’熱心な信者’がいて毎日のようにお線香を上げているので、私が見て知ってる限りでは『土地公や土地婆たち』はみなさんお線香の煙をたっぷり浴びて『独特の褐色』になっています。これがまたなんとも言えない『特殊な雰囲気』を醸し出しています。
この『廟』に奉られている’神様たち’は、あまり多くありません。『廟』によっては30体とか50体の’神様の人形’を祭っている場所もあるんですよ。