ここで、又また。ちょっと横道へ。
ここに出てくる「一言主神」とは、どんな神様でしょうか???
昨日書いたように、「一言主」という神様は、記紀にでている雄略天皇の葛城山に登った時に出逢う神様の名前です。
では、この神様はどのような神様か調べて見ましたが、よく分かりません。しかし、この神様がお祭りされている神社は全国にただ一か所ありました。かって、国幣中社であった高知市にある「土佐神社」だけです。
雄略天皇が葛城山で出逢った神様だという他、何もそのいわれは全く不明なのです。茨城県にも、この神様の名の付いたお宮さんがあるようですが、どうして「一言主」という名の頂いたのかは不明だそうです。
(昭和4年に出版された秋田足穂の著書「神様の身元調べ」による。)
日本全国八八〇もの神様がおいでなのですが、その内の一人の神様だという程度の知名度なのだそうです。