アマテラスの“清明何以知”に対して「須佐之男命」は答えます。
“各宇気比而生子”
と。<オノモオノモ ウケヒテ ミコ ウマナ>と読ましております。「宇気比<ウケヒ>」とは、書紀には“誓約”とかかれておりますが、神に祈る事を云いますが、ここでは、アマテラスとスサノウの二人が夫々の子供を産んで、それによって判断しようと言われたのです。
と書かれてありますが、その後はどうなるのでしょうか???それに付いてもう少し古事記の続きを読んでいきます。
それはそうとして、天智天皇が御読みになった この
“わたつみの 豊旗雲に 入日さし 今夜の月夜 あきらけくこそ”
歌は何処で詠まれた歌だと思われますか。大方の本によると「播磨灘で」と云う説が多いようですが、私は、聊か、それとは異なった見方をしております。