散策をしている途中
どこからか 何かが 声をかけてきてる?
そんな風に感じることが多々あります。
それは 「見つけてー!」なのか、「おーい!」なのか、
はっきりと聞こえるというわけではないので 何とも言えませんが
頭の中のアンテナに 小さくピリッと反応を感じる
ような気がする時があるんです。
何もない冬枯れた木々たちが立ち並んでいるだけのような場所でも
歩いていると 何かの声が聞こえるような気がすることがよくあります。
この子かな?
何か 動物の顔のように見えてきます。 お馬さんでしょうか?
それとも 龍?
「見つけたよ。カッコいいね!」
人が近くにいる時は恥ずかしくて心の中でしか言えない言葉を 声に出して言いながら
そっと手をかざしたり撫でたりしてスキンシップ。
目を瞑ると感じかたが強くなる気がします。
でも まだ誰かが「こっちも見て!」って言っているように感じました。
あっ、あの木のあんな所に 何かが生えているみたい! あの子かな?
そこは足場が悪い坂になっていて 気をつけないと草にひっかかって転倒しそうな場所でした。
しかも そばに行ってみたら その子がいるのは あんがい高い位置。
どうなっているのかしら?
背伸びして見てみると 木が裂けたようになっている切れ目に
マンリョウと思われる植物が生えていました。
きっと小鳥さんのフンに未消化の種が混ざっていたんでしょうね。
昔の我が家のお庭にも メジロさんやヒヨドリさんの落とし物から
センリョウやナンテンが生えてきていたなぁ!
この子も凛々しく生きている。
まだ小さなこの子たちも 凛と育ったマンリョウちゃんの仲間のようです。
古い木にはちょっと負担になりそうだけれど
「この子たちをよろしくお願いします。」
そっと手を添えて そうお願いしてきました。
公園に入ったら マスクは顎の下まで下ろして草木や空気の匂いを嗅ぎ
耳を澄ませて音を聞き、足の裏の感覚でも物を見るようにして歩く。
そうすることで 木々たちの声掛けに気づける機会が増えるのではないか。
勝手にそう思っているんです。
独りよがりであっても こちらからそれに応えることで
寒い中で縮こまりながら頑張っている木々たちにも
何か血の流れのようなものが起きて元気になってくれたらいいな なんて
そんな風に考えるだけでも 私の体の中の血もワクワクと動くのを感じます。
また今回は 若いマンリョウちゃんからの交信だったのか
それが生えた老木さんのほうからだったのかという疑問が残りましたが
気づけた喜びは どちらかの問題ではないので 感謝あるのみ 追求はなし!
今後も声掛けは 植物さんたちだけでなく 虫さんやカエルさんなど 生き物全般、
いつでもお願いしたく、お待ちしていますと伝えたい思いでいっぱいです。
ガサガサの木肌でも手を当てると愛おしさを感じます。
この公園の大きな木たちはご高齢なものが多いようにも思えます。
お互いに老体同士だからね。
気持ちがわかる分 交信もしやすいのかもね
なんて思えるのも楽しいことです。
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