よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

企業トップの言葉(7-2)

2009-07-02 09:01:40 | 企業トップの言葉

危機を生かせる会社、生かせない会社

適材を見極め、確保すると同時に、核になるポジションに据える。

前回に引き続き、「ビジョナリーカンパニー」の著書で有名なジェームズ・C・コリンズ社長の話を掲載します。

「適材を見極め、核に据える」とは、戦略上、最重要ポストに適材を配置するという意味です。厳しい環境下で、全席に適材を配置するほどの余裕はないはず。つまり、適材を選りすぐる一方、核となる席を見極め、適材適所を実行するのです。

適材には2つの側面があり、1つは「適材とは何か」であり、もう1つは「適材をどう見つけるか」です。まず、適材とは何か、適材には6つの特徴がある。

1 会社の基本理念を共有している。

 ・・・経営者は基本理念を共有できない人材を 採用してはならない。・・・

2 上から厳しく管理される必要性がない。

 ・・・会社が社員の管理に多くの時間を割いていたら、経営者は人材採用で謝って いる。

3 「仕事」ではなく、「責任」を与えられていると自覚している。

 ・・・私が最終責任を負うと誓約できる。

4 「コミットメント」を守り、大言壮語しない。

 ・・・不平を言わずに「やる」と言ったことを確実に実行する。

5 会社と仕事に対して情熱を見せる。

 ・・・情熱を持っていてこそ偉大なアイディアや商品を生み出せる。

6 「窓と鏡」の基準を満たしている。

 ・・・適材は成功したら仲間の功績に、失敗したら自分の責任にするほど成熟している。

次回は、「適材をどう見つけるか」について、コリンズ社長の言葉を掲載します。

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

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