鹿児島県内の県立高校の屋上が緑化され、
更に、太陽光発電パネル設置されることになったとのこと。
鹿児島県では、本年度当初予算と6月補正予算に約17億円の予算が計上され、県内のほとんどの県立高校と特別支援学校の屋上が緑化されたり、太陽光発電パネルが設置されることになったとのこと。
県教委によると、鹿児島県内には県立の高校と特別支援学校は85校あるそうだが、移転、統合など特別な事業のある高校を除く高校の屋上を緑化し、そうでない高校等に太陽光パネルを設置する背景には、地球温暖化防止と環境教育推進の狙いがあるとのこと。この予算化の直接的要因は景気対策の観点でもあろう。
ただ、屋上緑化で、身近な緑の大切さを実感し、太陽光発電パネルが設置されることで、発電のメカニズムを知る機会になる。何よりも若い高校性等が緑やクリーンエネルギーの重要性を知る観点から有効な施策と評価できる。
出来るものなら、高校に次いで、早く小中学校の屋上緑化まで進めば、その効果は更に進むものと思われる。予算の制限はあるだろうが、更なる財政対応が望まれる。また、何と言ってもこの経済不況時の景気対策の面からもかなりの経済効果が期待できるのではないだろうか。
かごしま企業家交流協会
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