鹿児島県内の農業高校の生徒達が頑張っている。
弁当や精肉、みそやしょう油など、商品化、そして販売
昨日の地元紙に、当協会の賛助会員である阿久根市にある県立鶴翔高校の「3年A組」新商品好調との記事が掲載された。
鶴翔高校といえば、旧阿久根農高時代から同校の豚みそなど人気加工品「3年A組シリーズ」で有名な高校だが、14日に開いた農業祭で、新たに手作りで無添加しょうゆなど、3品を商品化したとのこと。また、通販販売も目指すとのこと。
最近、同校をはじめ、鹿屋市にある鹿屋農業高校の生徒らが飼育した黒豚も、「鹿屋農高黒豚」のブランドとして売り出し、人気は上々だとの評判である。
又、同校の生徒がアイガモ農法で育てた本年産ヒノヒカリを使った弁当2種類(チーズハンバーグをメーンに据えた「愛ガモ弁当」(450円)と、豚みそやエビマヨなどを詰めた3色おにぎりから命名した「農高三昧(ざんまい)弁当」(430円)。)の販売、コンビニのサークルKサンクスで始まるなど、高校生が元気だ。パッケージのイラストも生徒が手がけてがけているようだ。
やはり、鹿児島は食の生産県であり、しかもこれを支える農業系の専門高校が他県より多いのではと思う。この特徴をぜひ強みにして、全国に打って出る必要がある。
運良くというか、食の安全が言われ、コンビニやデパートなど企業の協力もあるようなので、ぜひこの連携が更に進むよう、教育機関もバックアップして、広げてもらいたい。
更に、学校で自信を得た生徒達を、地元食関連企業がぜひ働く場を、雇用の場を提供していく仕組みを作ってもらえれば、若者の県外流失が防げ、鹿児島にも若い力で、元気な企業が育っていくのではないかと夢が広がる。
ぜひ、これからも、もっともっと元気に挑戦してもらいたい。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/