演題「環境エネルギーが巻き起こす第二次産業革命」での講演(2)
グリーンニューディール政策は軍備防衛だ。「銃弾が一発も飛ばない戦争だ。」
今回の大阪市での(株)産業タイムズ社の泉谷編集局長の講演で印象に残った言葉が標記のグリーンニューディール政策は軍備防衛だ。グリーンニューディール革命は「銃弾が一発も飛ばない戦争だ。」という発言でした。
今後の戦争は、核戦争ではない。食料とエネルギーで戦争するのだ。との発言はインパクトがありました。
同氏の話によると、
日本は、食料受給率は40%となっているが、これは嘘だ。穀物はたったの26%、エネルギー自給率は考えられない4%だ。ではどうなる経済封鎖される。まあ石油を止められる。日本は一発で吹っ飛びます。ということにはなるほどだと思いました。
更に、同氏の話では、
食料と石油がなければ、本当の集団防衛はできないと言うことだ。EUは、いち早くこのことに気づいた。グリーンニューディールとは、新しい政治のフレームワークと軍事防衛だ。オバマ大統領は、このEUの動きをじっと見てきて、大統領になったらグリーニューディール政策だ。ということでこの政策をいきなりやった。又核兵器廃絶を唱えた。この裏にあるのは、どんな国も食料とエネルギーは自給できるようにしてから、戦争に入る。そういう意味で、銃弾が一発も飛ばない戦争だ。ということでした。
そう言われると、そうかも知れない。世界の主導権を握るための新たな経済戦争とも言える。ある意味では裏の真実とも言えるかも知れませんね。どうでしょうか。
次回は、更に講演内容を続けます。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/