中国で研究開発拠点が急増
主要な自動車関連メーカーが中国に研究揮発を整備し始めている。
今までの日本の主要企業は、研究拠点は日本に置くというのが一般的だったと思うが、最近はこの戦略が変わりつつあるようだ。
日本の自動車関連メーカーが中国で研究開発を加速している。その真意は、やはり世界最大の市場の消費者のニーズを掴み、企業のグローバル戦略を進めていく上で、必要不可欠との判断であり、何よりも人材確保が容易なことがあるようだ。
日本精工(自動車ベアリング)が09年10月に昆山、エクセディ(自動車部品)が10年4月に上海、トヨタ自動車が上熟に、日産自動車が11年初め北京になど。
やはり、日本も欧米勢と同じように、最近の中国の成長を見て姿勢を変えざるを得なくなってきたということだそうだ。
また、一方では、中国の頭脳を活かすことによって、中国の顧客が何を求め、何が売れるのか、中国人による中国人のための自動車開発ができなければ、中国で生き残っていけないという現実でもあるのだと思われる。
この動きが、中国の技術力を更に高めるのか、日本の将来にどういう意味を持ち、日本経済がどうなっていくのか、どうも気になる動きである。
かごしま企業家交流協会
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