ハイブリッド・EV車とガソリン車の競争
ハイブリッド車並の低燃費のガソリン車への動き
マツダやスズキ、富士重工業などがハイブリッド車並の低燃費で低価格のガソリンエンジン車を新興国など内外市場に投入するととの報道が先週あった。
一方、経産省は、「次世代自動車戦略2010」で、2020年にEV車やハイブリッド車など次世代自動車の比率を約5割に高めると発表している。
燃費性能が燃料1ℓ当たり30キkm超と業界最高水準の小型車をマツダが2011年にも世界で発売するなど、エコカーで出遅れた中堅メーカーが生き残りに向け、独自戦略を打ち出すという。
これが本当であれば、ホンダのハイブリッド車のインサイトの30kmを上回り、価格が100万円台前半になると、この2つの動きは注目される。
世界の自動車販売は、低燃費、低価格車に主役が移りつつあるという。日本ではハイブリッド車が人気だが、新興国ではガソリン車が大半だ。今後、新興国での需要獲得を目指す、この2つの動きは、気になる動きである。
かごしま企業家交流協会
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