「鹿児島ー新大阪」3時間45分でつながる。
今や世紀の出来事…オール新幹線の感じです。
今日の地元紙に「大阪で知事ら観光PR」と掲載されている。知事と議長らが一昨日の28日に県議会の合間を縫ってだろうが、開業後に直通便となる「さくら」「みずほ」に使われるN700系車両で新大阪まで試乗し、現地で街頭キャンペーンしている。
今や官も民も総力戦で、新幹線停車駅でPR活動を繰り広げている。更には、今回の新幹線開通で特徴的なことは、今までは各県がバラバラでのPR活動だったものが、今回「オール九州」で地域PRしている。
例えば、、福岡、熊本、鹿児島の3市長が、また、商工会議所会頭が共同して関西等でPRするなど。今までない動きがでている。これも今までないことだ。
高速交通時代になり、関西、中国など、広域の競争に入ると言うことであり、その意味では「オール九州」でないと太刀打ちできない時代の対応をする、当然の動きである。
反面では、地域間競争も激化することを考えておかないと、鹿児島の場合、ストロー現象で、福岡に観光や買い物客等が流失することも考えなければならないと思う。チャンスとピンチが表裏一体で来るということだ。
1回は新幹線で鹿児島に行きたいというユーザーを、本当の鹿児島の食や自然の魅力を味わってもらい、リピーターとして何度でも訪問してもらう魅力づくりがどこまでできるか、新幹線は交通手段であり、必要条件ではあるが、絶対条件ではない。
今、各地で新幹線対応の食や体験観光など、今までと違う鹿児島の魅力づくりが活発である。これらの魅力がどのように受け止められるか解らないが、新たな魅力づくりを怠ってはならない。このことを忘れずに対応する必要があるのではないでしょうか。
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