日本大震災から12日目、時代の転換点を感じる。
それは大きな共生・連帯の大きなうねりとして、確実に動き始めている。
「3月11日。それはこの国の歴史を変える転換点になるに違いない。地震と津波、そして放射能漏れー。
次々と襲いかかる恐怖は、世界第2位の原子力大国という自負も、東北をもの作りの集積地に使用という希望もすべてのみ込んだ。
我々はこの危機を乗り越えられるのか。紛れもなく戦後最大の試練である。」
これはあるビジネス誌に掲載された「日本最大の試練と」というタイトルで大震災をレポートした前文の記者の言葉で、14日現在のものである。まさしく、3日目にして、「戦後最大の試練」と記者にいわせた大震災であることがわかる。
その後、現地の様子や被災の状況が連続連夜の集中的なマスコミ報道により、明らかになればなるほど、今回の大震災では、東北地方の太平洋側だけでなく、日本のきわめて広い範囲で、様々な人々が被災体験を持ったことが解ってきている。
特に、今回は首都県域まで、激しい地震や液晶化現象に、更には継続的な余震に見舞われ、しかも、電気の計画的停電や交通手段の規制など、多くの人々が身近に危機感を感じている。
ところが、今度の大震災を機に、日本人に残っていた「共生の精神」が蘇り、大きなうねりとなって、日々大きくなっている。一人ひとりの日本人が、物資、義捐金、ボランティア、被災者の受入など、できることを始めている。政治が心許ない。進まない復旧に、苛立ちを感じながらも、被災者の立ち直り、再生に、共助と連帯の動きはとどまることはない。大きなうねりとなって動き出している。
この共助と連帯の精神が日本人にある限り、この戦後最大の試練を乗り越えられることは間違いない。そう感じる日々である。そして、何ができるのか、しっかりと考えて行動したい。
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