よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

東日本大震災/未曾有の危機(3)

2011-03-16 08:20:14 | その他

東電の計画停電、企業への影響が心配

14日以降の企業の操業停止や営業休止が増えている。

東日本を襲った巨大地震は、企業の生産活動に大きな影響を与えているようだ。

地震の影響で自動車や電機、素材など幅広い業種で生産活動の停滞が長期化しそうだと報じられている。東北や関東地方では、設備が破損したり、停電のために操業再開のメドが経たない工場も多いとのこと。製造業では、トヨタやダイハツ工業、スズキ、マツダなど大手自動車各社が部品の調達ができないことから16日まで、国内の全工場の操業停を見合わせており、ホンダは20日まで国内全工場の生産を休止するとそうだ。

原子力発電所の停止により電力不足が深刻化、14日以降に「計画停電」が実施され、日本の製造業を支える基盤産業にも被害が広がってきており、今後、この状況が継続されると産業界への影響は甚大なものとなりそうだ。

 07年の新潟県中越沖地震の際は、エンジン部品などを手掛けるリケンの柏崎事業所(新潟県柏崎市)が被災し、リケンからの部品供給が途絶えたことで、国内の全自動車メーカーの操業が一時休止に追い込まれ、部品の在庫を極力持たない同期生産体制のリスクが露呈した記憶はまだ新しい。

今回の被災地は東日本の広範囲にわたっており、自動車各社だけで見ても、その操業再開にはサプライヤーの供給体制の立て直しが急務だと言われる。

 今回地震の被害が、特に大きかった岩手県、宮城県、福島県は、IT(情報技術)関連業種の製造拠点が多い地域で、ソニーやキヤノンなどハイテク各社でも、東北にある工場を中心に操業停止を決めており、工場本体の被害はもとより、電気・ガス・水道のインフラが打撃を受けているため、稼働する以前の問題」といわれる。

今後とも、各産業の生産の停滞、長期化が進むと、日本経済への影響は甚大であり、ようやく立ち直りかけた景気が再び低迷どころか、危機的な状況に陥るのではないかと危惧される。

大変な状況であるが、限界を超えている感のある政府は、民間の有識者・技術者を早急に募り、まずは、産業活動や生活基盤の基本である電力確保について、東電まかせではなくて、電力の確保に向けた大局的なプロジェクトを立ち上げ、何をなすべきか早急にプランニングし、一刻も早く実行に移すべきではないだろうか。

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東日本大震災/未曽有の危機(2)

2011-03-15 06:34:13 | その他

東北地方太平洋沖地震の災害救助に必要なこと。

とても参考になる事項です。

グリーンボイスからのメルマガから、今回の東北地方太平洋沖地震の災害救助に必要な事が記載されているメルマガが届きましたので、転載をさせて頂きます。いろいろな情報が飛び交っていると思いますが、参考にしてください。

< 被災時に必要だと思われる救援物資 >

・食糧
缶詰→缶きりいらずの指で開けられるもの
米→真空パックご飯か、水を入れて戻せるアルファー化米がいい
赤ちゃん用のミルク
日持ちのする調味料もいいかもしれない
・水
飲料水
水を入れるバケツやポリタンクなども必要になってくる
・防寒具
毛布
ほっかいろなど
・衛生用品
女性の生理用品、子供のおむつ、大人用のおむつ
・防塵マスク
・防災頭巾
・軍手
・ゴミ袋
 大きい方がいい・給水車の飲み水を入れるバケツ代わりになったり 色々と使  い道が多い。
・ラップ
 頑丈な奴が便利・皿に敷いて洗う用の水を節約したり傷に巻きつけて止血や木と一緒に巻いて包帯代わりになる。
 生地が厚い奴がベスト・外に避難する時は頭を守れるし避難生活枕にすると少し体力を維持し易い。
・通気性の良いスニーカー
 通気部分以外は、ガッチリした奴・頑丈な靴だと足元に散らばってる破片で怪我をし辛い通気性が良いと水の中を安全に歩ける。
・その他雑貨
 電池やカセットボンベ

< ボランティアで行く人 >

・個人で行く場合、自分が食べる分は救援物資とは別に各自で用意する必要があります。助けに行きたい気持ちはわかりますが、今は行っても迷惑になるだけの可能性が高いです。中越地震の時、物資の仕分けが大変すぎて、個人の物資は受け取らない方向にしていたそうです。救援要請の窓口が開くまで待ちましょう。窓口が開いたら、見逃さないように!開いたら窓口のソースの拡散を!

 電気屋さんからの忠告!です。

ただ今地震で停電している地帯の方はブレーカーを全て落として下さい。
通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。
漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に連絡
をとって下さい。漏電による火災を防ぎましょう。

 携帯メール状況>

・現在携帯のメールは勝手に受信せず、新着メールの問い合わせ(センター問い合わせ)をしないと受信しないです。気がつかない人がいます。

【支援は窓口で相談確認してください】

・各自治体、都道府県の対策本部に問い合わせをして何が必要かを聞いてから送ったほうがいいみたい。

・必要なものでも数が多すぎると迷惑になってまうし、必要なものを送ったら手間が増えて現場を混乱させてしまうらしいです。

・義援金詐欺が始まってます。
今振り込んでも銀行が運営してないので、月曜日でも変わりません冷静になってください

今後輸血も必要になるであろう現地の状態なので、こちらも転記します。

【血の原料になる食材】
・色の濃い野菜=人参、ほうれんそう、小松菜、キンシンサイかぼちゃなど
・黒い食べ物=黒豆、小豆、黒ごま、木耳、椎茸、ひじき、プルーンレーズン
・海産物=イカ、タコ、マガツオ、赤貝
・肉類=豚レバー、豚のハツ、豚足
・その他=ピーナツ

あとは、原発の放射能の件です。

・放射性のヨウ素が、呼吸時に甲状腺から吸収され被曝します。
・ヨウ素の錠剤を摂ることにより、放射性ヨウ素が入る余地をなくす対応を普通はします。なので原発周辺地域では常備が必要なものですが(日本はそんな基本的なことも住民に知らされていない・・・)、無い場合は、以下をなるべく摂り、天然のヨウ素で体を満ちた状態にしておきましょう。
・とろろ昆布
・昆布
・わかめ
・寒天  等の海藻類

・これから夜になるとき。
阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。大切な人を守ってください。一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。

・避難した女性の方。
 絶対に一人で公衆トイレに行かないで。
 便乗する性犯罪者がいます。
 常に誰かと行動して、トイレも二人以上でいくようにしてください。

・赤ちゃんがいる方。
 赤ちゃんの頭にタオルでも何でもいいので、クッションになるようなもの
 を置いてください。

・電話の使用は極力避けてください!
 非常の為の119番や110番がかかりづらくなっています。
 安否の確認は災害用伝言ダイアル171番
 またはツイッターなどのネットの利用でお願いします。

・地震が起こったら、必ず窓を開けてください。
 そして、家にいる人は、水道が止まる前に、お風呂に水をためてください。
 まだ、電気が通じる人は、ご飯を炊いてください。
 阪神淡路大震災の経験から、皆さんに伝えます。

・停電をした地域は、必ずブレーカーを全て落としてください。
 また避難する際も絶対にブレーカー落としてください。
 送電時に火災になって家が燃えてしまいます。
 停電から復旧した瞬間ショートして火災というケースも多いようですので、
 停電してても落としてください。
 通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。
 漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に
 連絡をとって下さい。

・ガスの元栓をしめてください。
 ガスが充満すると静電気だけで大爆発が起こります。

・断水の可能性がありますので、お風呂に水をためてください。
 飲料水の確保もお忘れなく。
 ネットが使えるうちに自分の住んでる地区の避難場所を確認してください。

・足元数十センチの津波でも足をすくわれ一気に沖合まで流されます。
 絶対に見物などには行かないようにしてください。

・車のトランクにタイヤ交換用のジャッキがついているはずです。
 瓦礫の下敷きになっている人を救助する場合、かなり重要になってきます
 ので、提供をお願いします。

・室内に居る時も、履物の確保をしてください。
 ガラスの破片で足を怪我すると、命取りです。

・避難する時は、雑誌を頭に載せてタオルやシャツで包むだけでも
 簡易ヘルメットになります。
 おなじように足に巻けば、履物になります。

・ウエットティッシュが大活躍します。
 この寄付がとても嬉しかったそうです。

 ぜひ、参考にしてください。

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東日本大震災/未曽有の危機(1)

2011-03-14 08:31:46 | その他

これほどまで巨大なものとは予想だにしなかった東日本大震災

とにかく全力を挙げ「人命救出」と「被災者の方々の救済」を。

実態が明らかになればなるほど。また、報道を見れば見るほど、今回の東日本を襲った地震と津波の怖さに震える思いがします。

犠牲になられた方々の心からのご冥福をお祈り致します。そして、行方不明や救出を求めておられる方々の一刻も早い救出を願っております。

それにしても、被災者の方々が不安、悲しみ、苦しみを耐えて、落ち着いて行動されている姿には感銘も受けています。ただ、まだ緊張が続いているためで、これからが精神的にも体力的に大変な状況になると思われるので、日本を挙げて、早急なる支援が必要だと思います。

 これまで県庁勤務時代に、何回かの台風被害や大雨による竜ヶ水の山崩れや甲突川の氾濫などに係わった経験がありましたが、今回の大震災と比べると比較にならないほど、広域で大規模で、特に、津波による甚大な被害は、日本人がかって経験したことのないものであり、これは将に国を挙げて国民全体で救済をするべき震災だと思う。

 また、福島原発の損傷は、日本だけでなく世界に大きな衝撃を与えている。そして、世界の人々が救援の厚いメッセージを次々に送っているのだ。日本人がこの復旧を含め、早急に被災者の救済と災害から立ち直ることができるかどうかが世界が注目し、又、応援しているいるのだ。

まずは、日本人の一人ひとりが、自分でできる救済のための行動を起こすことが大事だと思う。実は、昨日も九電関係者から節電を呼びかける電話がありました。また、私個人では、昨日参加したある団体の10周年記念公演の主催者が呼びかけた救済募金に早速応じました。これからも少しでもできる範囲ではあるが、募金に参加していきたい。

一刻も早い復興を心からお祈り致します。 

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九州新幹線全線開通/鹿児島の話題・情報(87)

2011-03-12 10:47:04 | 鹿児島の話題・情報

今日九州新幹線が全線開通しました。

関西から当協会理事長など70名が初便で帰鹿されました。

今日は久々に鹿児島が脚光を浴びるはずでしたが、東日本の巨大地震により、全国のマスコミはそちらに釘付で、九州新幹線のフル操業に関するイベントはすべて中止でした。

私は、当協会の是枝理事長や関西の県人会連合会の幹事長など、70名の方々が初便で帰鹿されるということで、鹿児島中央駅に出迎えに行きました。

大地震のせいか、華々しさはなかったですが、それでも伊藤鹿児島県知事や鹿児島市、商工会議所の関係者の方々が出迎えをされていました。華々しい歓迎セレモニーなしのせいか伊藤知事も何かしら寂しそうでしたが、それでも改札口から入った所で、しっかりと出迎えをされていました。

折角ですので、関西一行の方々に、伊藤知事との記念写真をお願いし、何組も写真を撮らせていただきました。

駅の1階部分のイベント広場では、鹿児島の物産の販売と合わせて、山口、岡山、広島、兵庫、大阪の観光PRコーナーが設置されており、特に、県外の観光コーナーには、沢山の方々がパンフを求めておりました。

鹿児島への観光客のインとアウト。今日から熾烈な獲得競争が始まります。しっかりとした長期的な視点での観光戦略が問われる時代に突入しました。

    

       初便出迎えの様子               知事を囲んで是枝理事長一行

   

     知事を囲んで関西県人会一行          霜出関西県人会連合会幹事長

  

        鹿児島の物産展の様子          関西等県外の観光PRコーナー

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奄美産機能性化粧品/鹿児島での活動(110)

2011-03-10 15:30:39 | 鹿児島での活動

奄美の黒糖もろみエキスから生まれた機能性化粧品“あま肌”

産業タイムズ社の編集長を案内して取材してきました。

南海に浮かぶ亜熱帯の島、奄美大島に、当協会の活動の一環で訪問しました。訪問の機会に、東京から奄美にぜひ取材に行きたいとかねてから頼まれていた「産業タイムズ社」の泉谷社長兼編集長の講演会と企業取材を計画しました。

講演の要旨は、昨日掲載しましたが、奄美大島で2社の企業も案内しました。その1社が、奈良県からの誘致企業であり、当協会の会員企業でもある「ラック産業」(奈良県:吉川社長)の子会社「アマミファツション研究所」でした。

  http://www.luc-group.co.jp/index.html

同社は、メインの生産は、奄美の泥染めを利用した機能性繊維製品を一貫生産していますが、産学官での化粧品開発も行っている研究開発型の企業です。

同社の原所長兼主任研究員が、地域企業と、鹿児島大学との連携で、昨年、新たに地域の黒糖もろみエキスを使い化粧品を開発しました。主成分の黒糖もろみエキスは、島特産の黒糖焼酎の蒸留過程で生まれるもろみから抽出されるもので、サトウキビ由来のポリフェノールをたっぷり含み、強い抗酸化機能を持つているそうです。しっとり、もっちりした使用感で、無香料・アルコール無添加だが、どこかに黒糖の甘く柔らかな風味も感じられる化粧品です。

地域資源を大切にする島で、地域を思う研究員の心が生んだ「肌思いの品」です。鹿児島大学を中心にした産学官共同研究の成果でもあります。

今回、泉谷社長の取材に同行し、奄美という離島でも、地域資源にこだわり、思いを共有する方同士が連携して開発した「もろ肌」。ぜひ、全国のいろいろな女性の方々に利用していただきたいと思いました。

     

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奄美で講演会開催/鹿児島での活動(109)

2011-03-08 17:19:34 | 鹿児島での活動

奄美市で奄美産業活性化協議会と連携し講演会を開催しました。

講師は産業タイムズ社泉谷 渉社長でした。

昨日、奄美市役所で東京から産業タイムズ社の泉谷渉社長をお招きして講演会を開催しました。

今回は、奄美に関心を持ってぜひ行ってみたいという泉谷社長の思いを、奄美市役所の商水情報課の米田さん(私が鹿児島県大阪事務所勤務時代の同僚)に相談して、奄美産業活性化協議会の講演会として実施してもらいました。 

当日は、夜6時半から30分間、私が当協会の活動内容や「鹿児島暮らしネット」の紹介をさせていただき、その後、約1時間30分、「今の世界や日本の企業の潮流について」講演して戴き、そのような中で「奄美はどのように対応していけばいいのか」、ということをアドバイスしていただきました。

講演の後の質疑でも、数人の方々が、炭の活用方法や中国での売り込みなど具体的なアドバイスを求める質問が出されるなど、実りある講演会になりました。

もちろん、その後の居酒屋での講師を囲んでの交流会も賑やかに行われました。

              

       産業タイムズ社泉谷社長の講演              講演の様子

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共生・協働フェスティバル/鹿児島での活動(108)

2011-03-07 17:00:56 | 鹿児島での活動

3月6日、鹿児島県の共生・協働フエスティバルが開催

いきいき鹿児島交流居住推進協議会で参加しました。

今日は、東京の産業タイムズ社の泉谷社長を案内して、奄美市にいます。こちらで奄美市と組んで、企業の取材や講演会を開催するためです。この結果はまた案内いたします。

さて、昨日は、標記タイトルのフエスティバルに、私が会長をお引き受けし、当協会が事務局をしている「いきいき鹿児島交流居住推進協議会」(32団体で組織)で参加しました。

当日は、会員メンバー6社(パンフレット参加1社)が、それぞれ資料等を持って参加しました。特に、目玉は、屋久島で活動している屋久島移住ネットワークの緑の風とへきんこの会、それと南九州市で活動している南日本CLE交流センターによる、参加者向け「交流教室」の開催でした。

また、南日本CLE交流センターの「アイちゃん家」の愛犬「アイちゃん」の接客と生産された無農薬野菜の展示は注目を浴び、結果的に活動内容をアピールできたのではないかと思います。

初めての参加でしたので、今後また、今回の結果を踏まえ、次回は更にいいアイディアを出し、会員の皆さんの活動を広くPRしていきたいと思います。

 

             

                 全    景                           南日本CLE交流センター教室

  

             

      PR活動の様子                     屋久島の教室の様子

 

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21世紀の産業/どうなる日本経済(121 )

2011-03-03 08:33:56 | どうなる日本経済

21世紀の産業とはどういう産業だろうか?

アトムニクス研究所の畑田社長の21世紀の産業とは!

当協会の会員企業であり、松下電器(現パナソニック)の中央研究所で、30年間研究開発に係わり、200件以上の特許を取得し、現在は独立してアトムニクス研究所を設立し、独自に研究開発を行い、その成果を中小企業等の商品化に貢献している畑田社長は、次の3分野が21世を担う産業と主張されている。

1つは、環境・資源産業、2つ目は食料・水産業、3つ目は人類アシスト産業と区分されている。

まず、1つ目の「環境・資源産業」では

①「創エネ分野」で、高効率化、低コストのための自然エネルギー発電とバイオエ ネルギー発電、②「省エネ分野」で、高効率化、低コスト化のためのLED/EL照明、③「リサイクル分野」で、高効率化・低コスト化のためのレアメタル・金属・プラスチック、④創材分野で、高効率化・低コスト化を目指す。

2つ目の「食料・水産業」では、

①「植物工場分野」で高効率化・低コストを。②「人工授精分野」で、高機能化・安全性・量産化を。③「水製造・浄化分野」で、高効率化・低コストを目指す。

3つ目の「人類アシスト産業」分野(人工筋肉・MEMS・構造材)では

①「医療分野」で、高機能化・安全性を。②「人類アシスト分野」で、高効率化・低コスト化のための工場支援ロボットと公共支援ロボットを挙げておられる。

21世紀を担う産業は、色々な人が意見を主張されているが、環境・資源産業と飲料・水産業は必ず挙げておられる。確かにこの3分野が日本技術の新たな産業になるのは間違いないのではないだろうか。 

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九州新幹線全線開通/鹿児島の話題・情報(86)

2011-03-02 08:46:22 | 鹿児島の話題・情報

「鹿児島ー新大阪」3時間45分でつながる。

今や世紀の出来事…オール新幹線の感じです。

今日の地元紙に「大阪で知事ら観光PR」と掲載されている。知事と議長らが一昨日の28日に県議会の合間を縫ってだろうが、開業後に直通便となる「さくら」「みずほ」に使われるN700系車両で新大阪まで試乗し、現地で街頭キャンペーンしている。

今や官も民も総力戦で、新幹線停車駅でPR活動を繰り広げている。更には、今回の新幹線開通で特徴的なことは、今までは各県がバラバラでのPR活動だったものが、今回「オール九州」で地域PRしている。

 

例えば、、福岡、熊本、鹿児島の3市長が、また、商工会議所会頭が共同して関西等でPRするなど。今までない動きがでている。これも今までないことだ。

高速交通時代になり、関西、中国など、広域の競争に入ると言うことであり、その意味では「オール九州」でないと太刀打ちできない時代の対応をする、当然の動きである。

反面では、地域間競争も激化することを考えておかないと、鹿児島の場合、ストロー現象で、福岡に観光や買い物客等が流失することも考えなければならないと思う。チャンスとピンチが表裏一体で来るということだ。

1回は新幹線で鹿児島に行きたいというユーザーを、本当の鹿児島の食や自然の魅力を味わってもらい、リピーターとして何度でも訪問してもらう魅力づくりがどこまでできるか、新幹線は交通手段であり、必要条件ではあるが、絶対条件ではない。

今、各地で新幹線対応の食や体験観光など、今までと違う鹿児島の魅力づくりが活発である。これらの魅力がどのように受け止められるか解らないが、新たな魅力づくりを怠ってはならない。このことを忘れずに対応する必要があるのではないでしょうか。

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水ビジネス/どうなる日本経済(120)

2011-03-01 06:10:18 | どうなる日本経済

水ビジネスは本当だろうか。

「水」という素材そのものは日本は強いと言われている。

水資源ビジネスは、2025年に100兆円、日本の技術が世界へ拡大すると東京の業界紙の社長は講演で力説された。総合商社の世界戦略のコアは今や水資源ビジネスだと。

今、そのターゲットとされるのは中国であり、工場排水の処理に悩むだけでなく、飲む水も足りない。と言われる。確かに、2年ちょっと前に中国を訪問し、北京や上海のホテルでの水は飲めなかった。それも、ホテルのレベルは悪くない大型ホテルで、ペットポトルの水しか飲めない。これがまだ中国の水事情だ。

双日、伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅など多くの投資計画が続出しているようだ。中国以外でも大型案件が目白押し、三井物産はメキシコで日量360万トンの下水処理場建設を800億円で決定、単一処理場では世界最大。伊藤忠商事は、オーストラリアで2800億円を投じ、大規模な海水淡水化プラントを建設する。

海水を真水に変える淡水化技術のコアとなる素材は逆浸透膜だが、東レ、旭化成、日東電工の3社で世界シエアの60%を持っ。帝人は排水リサイクルのトータルサポートビジネスを繊維で培った技術を応用する。企業だけではなく、東京都や大阪府も水システムを東南アジア等に売り込む。

これから日本の水ビジネスが注目される。 

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