月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

琵琶湖博物館に行ってきた

2012-09-08 19:59:57 | イベント
先日、大学の先輩が務めている琵琶湖博物館を訪れた。

琵琶湖博物館は滋賀の草津市にあり、三重からなら新名神を使えば一時間半で着く場所なので、いつか行こうと思っていたが、なかなか行けずにいた。今回、夏休みの企画として「カエルの展示」にくわえ、先輩が担当した企画展示『ニゴローの大冒険』があるからいい機会だと思い、訪れることにした。

友人とともに到着してみると、博物館は予想以上に大きかった。うわー、広、デカ、と思いながら、とにかく先輩を探す。



先輩の大塚さん。忙しい中、ありがたいことに展示を案内してもらえた。

会うのは4年ぶりくらいだったか、ちっとも変わっていない。『ニゴロー』の展示の入口にはこんなものまで。めっさ似てる(^_^)

大塚さんの専門は、本来、珪藻なんだけれど、淡水の水生生物全般にくわしいのを買われて今回の企画の中心を担ったのだとか。



『ニゴローの大冒険』
琵琶湖とその水系に多数生息し、珍味「ふなずし」の材料としてもなじみのある「二ゴロブナ」の生活史を、その生育ステージの順を追ってめぐっていく。素人でも理解できるような易しい解説に加え、かわいいイラストや、二ゴロブナ視点で見た大型模型もまじえて、たとえば親子連れでも十分楽しめる内容になっている。
純粋に生態系の中での動物としてはもちろん、人に近しい田んぼに住む生き物として、漁獲の対象となる生き物として、それぞれいろんな関係の中で生きているのだな。

あと、おまけコーナーというべきなのか、研究者紹介のスペースがあって、なんだかアヤシイ研究をしている人がたくさんいるのが面白かった。えー、イタチムシの世界的権威とか?解説してもらわないと意味がわかりません!意味がわからないから面白いんだけど!


水族展示が予想以上に立派でびっくりした。ちょっとした水族館のレベル。普通の水族館より魚が地味なきらいはあるけど、十分楽しめる。写真は琵琶湖のヌシ?ビワコオオナマズ。でかい。そしてかわいい!


つーことでお土産コーナーになまずが山積み。つい「ナマズTシャツ」を買ってしまった。



館内のレストランで食べられる「バス天丼」。ブラックバス料理だ!味は普通にイケる。ふなずしも頼んでみたけど……コーヒーと一緒に注文したのは間違いだったな。

ということで、今回は友人ともどもかなり楽しめた。大塚さん、忙しい中、つきあってくださり、ありがとうございました。

『ニゴローの大冒険』は11月25日まで開催中。