月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

ふくじゅそう

2015-05-04 21:22:13 | 植物
フクジュソウ。いちはやく春を告げる花として有名で、園芸植物としても親しまれている。さすがにほとんどが散っていたが、まだかろうじて花が残っていた。
ニリンソウやセツブンソウと同じキンポウゲ科に属する。キンポウゲ科は花の美しい種類が多い。また、ヤマトリカブトに代表されるように、有毒植物が多いのも特徴。ちなみにフクジュソウも有毒。


バイケイソウ。大きな葉を持つ大型の植物。新緑の葉が美しい。
毒を持ち、シカが敬遠するために山頂付近では大群落を作っていた。現在の山の植物相は、シカ次第と言ってよい。10年前、山頂付近に広がっていた背丈ほどの笹原は、今や完全に消失してしまった。


オオキイロマルノミハムシ。ニリンソウの葉の上で見つけた。食草はボタンヅルやセンニンソウ、とのこと。これらもキンポウゲ科だから、ニリンソウの上にいてもおかしくない、のか?


キバノアマナ。北方性の植物。小さくて地味で、花を見つけるのはなかなか難しい。


ヒトリシズカ。優雅で上品な名前をさずかった清楚な花。山野草として園芸でも親しまれる。