バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

2014※2月あれこれ(1)

2014年02月04日 | 記事日記




 田舎巡りの多い中、久し振りに峠を下り、兵庫区新開地に出て来ました。
安い値段で手に入る生花店があり、バラを買いました。
ささやかに立春をお祝いしようと思いましたが、町行く人も私達も冷たい風にあおられつい急ぎ足です。

顔なしチャップリンもしかめっ面のように思いますが(笑)
淀川長春が少年期を過した映画の街に、珍しい焼きそばのある名店があり、Jと久し振りに暖簾をくぐりました。

 ユニークなアーケード

真っ黒ですが辛くはありません。神戸人が書かれるブログに時々登場します。
初めて食べた時は強烈な印象がありましが、今は普通の焼きそばのように思います。
私が夫に教えましたが、新開地に出ると寄ってみる?と意見が合います。
もう一軒、じゅぅと音を立てて出て来る天ぷら蕎麦の美味しい店がありますが、もうハシゴは無理で次の事に致します(笑)

山手、下町、海岸線、神戸は東西に長く、多種の歴史と共に楽しめる心の街です。
元町三丁目と一丁目にそれぞれのオフィスがありましたが、二人は神戸ですれ違う事はありませんでした。



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お椀の兜

2014年02月02日 | 記事日記



 その土地のご婦人の漬けられた漬物を買って、サラサラと夕食を済ませます。
今日は「官兵衛さん」の日で、TVの前に座らなくてはなりません。
Jに(料理を)「かんべぇしてぇ」と言いますと、「OK、○ちゃん」と言いました。

軍師・官兵衛も評伝では中々の愛妻家ですが、家の殿は名だたる恐妻に押し切られた感があります。
私は官兵衛さんのかぶるお椀の兜に、少なからずフレッシャーを感じ、そう言いながら今、ささやかなひと品を考えているところです(笑)



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2014※1月あれこれ(4)

2014年01月26日 | 記事日記


 世界最長の吊り橋、明石海峡大橋を見ながら、ふと思い出す歌がひとつふたつはあるようです(笑)
マジョリン庭にロウバイが咲いたとお聞きして、○ちゃんも梅が見たい?と Jに言われ、須磨の関守近くにやって来ました。




菅原道真公が祭られる綱敷天満宮にも早や梅が咲いたと今朝の新聞にありました。
こじんまりとした境内ですが人出があり、愛されている神社である事が伺えます。

お宮参りと思われるご家族連れにも合いました。
若い若いお父さんが、さも大事そうに赤ちゃんを抱えておられる姿に、幸せなご家庭に生まれられて良かったと心からそう思いました。
この赤ちゃんが大きくなって、また受験期には皆さんでお参りに見えるのでしょうね。
そんなご家族連れの風景もありました。

「Jさん、引いてみない?」



あたりさわりのない文言が並び、苦笑しながら、見事なおみくじ花に当家の吉運をくくり付けました。



水が温んだ今朝には、いつもよりたくさんの鴨がやって来て、裏池も一輪の梅に似た賑わいです(笑)
小さな春がやって来る・・・そんな楽しさにふたりの心がぷぅぅと膨らんだような、そんな気のする一月便り・・・笑



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雪の朝

2014年01月19日 | 記事日記




 昨夜、播磨北西部に大雪警報の出た地域から、東に位置する当地も雪の朝を迎えています。



寒い朝でも雪の下でも、手植えの球根がしっかりと息づいているのを感じます。
沈黙する植物は実は有能な弁士でもあります。



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2014※1月あれこれ(3)

2014年01月18日 | 記事日記
 自宅から車でさほど遠くない所に、立派な美術館があります。
「立杭焼き」の窯元が居並ぶ山の一角に忽然とある建造物は、周囲のやま里の風景を取り込み、あっと驚く存在感で我々を迎え入れてくれます。






林立する自然の林を回遊して展示場に向かいます。
陶芸の村らしい演出は、建築家の目的を貫通させるに充分な場所ではなかったかと思われます。






一章から四章まで、地域別に分けた特色のある焼き物が紹介されて行きます。
江戸から明治に掛けてのものが殆どですが、皿や茶碗といった生活用品を楚とする焼き物はどこか親しみがあり、大変分かり易い展示でした。
芸術を謳うようになり、随分気難しくなった陶芸界ですが、焼き物は本来もっと生活に密着した道具ではなかったかと素朴に考える事が出来ます。

来年のお節は大皿盛りがいいなぁと思う魅力的な大皿に心がときめき、手頃な物をデパートで探そうと夢が膨らみました(笑)

Jと共に、大変いいものを拝覧し、ささやかなふたりの生活に異次元の満足を頂いた時間でした。



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2014※1月あれこれ(2)

2014年01月17日 | 記事日記
  牡蠣の美味しい季節になりました。
播磨灘に面する、相生や坂越(さこし)は牡蠣の名産地です。



最盛期の今、港ではたくさんの人が働いておられます。





港の食事場は平日であってもたくさんの車列と人出で、楽しみな牡蠣料理も順番待ちでちょっと回って来そうにありません。
坂越は諦めて、相生に戻りました。
焼きたての牡蠣をぽん酢で。はるばるやって来た嬉しいひと時です。



相生を過ぎて姫路に近づく「室津の七曲峠」は景勝地で、ドライブも楽しい所です。



牡蠣養殖のいかだをたくさん見る事が出来ます。
しかちゃんも近い内にお出ましかもしれません。

静かな凪の播磨灘にも十九年前には変な事が起こりました。
今日は阪神淡路大震災の追悼行事が行なわれる日です。
6,434名の方のそれぞれの人生がしっかりと新聞で語り継がれています。
義母を抱いて、「お母さん大丈夫ですから」と励ましたあの日の事は忘れる事はありません。



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2014※1月あれこれ(1)

2014年01月14日 | 記事日記
 前半は新年の風情などを発信して来ましたが、中頃に小さな旅をしました。



NHK大河「軍師官兵衛」にちなんだものでした。
この滝は以後一年を通して、タイトルバックに映し出されるものの原風景です。

映像はグラフィック処理がされ、飛沫が宝石のようにきらきらと光りを放っていますね。
後年「如水」と名乗った官兵衛の、水の心を現しているのかも知れません。




佐用にはユニークな食文化が根付いています。
馴染みの店があり立ち寄りました。
甘だれ、辛味だれを2対1でブレンドして、つけめんで頂きます。少しおろしニンニクを入れると風味が格段にUPします。
お近くに行かれた時は是非地元の味をお楽しみ下さい(笑)

次に向かったのは、官兵衛じきじきのお膝元、姫路・小寺家の城跡。




小さい一角に、これからの大河のうねりが思い起されます。

プロローグから頻繁に登場する、片岡鶴太郎演じる小寺政識(まさもと)が面白いですね。
鶴太郎は独特な個性を持って描かれた政識を演じて、中々の巧役者です。
いずれ三木城主「別所長治(べっしょながはる)」と絡ん来ますが、我が殿は二十三歳の若武者ですので、鶴太郎とは全く違う容姿で登場し、高鳴る胸キュンは避けられません。

ライターの古殿に「Jさん、覗いてみて」と命じましたが、見込んだ通り、武将にぴったりの面構えをしています(笑)




今年のドラマは播磨がその主要を締め、ゆかりの地には幟(のぼり)が上がり、官民挙げての気運が高まります。
私達も年頭に、軍師「竹中半兵衛」(官兵衛の盟友)が眠る山に駆け上がりました。
そこは三木城跡と向かい合う高台にあります。



毛利方に付いた三木城陥落を狙う、羽柴秀吉の陣地跡です。
半兵衛は中々落ちない三木城を前に、戦さの途中で病死しました。




たった四百年前に起こった播磨の史実が、今立っている足元に、向こう山に。

臣下人民の命と引き換えに一族総自害をして果てた若き長治公の決断。
後に天下人になる秀吉公をして「浪速のことは 夢のまた夢」と言わしめた死生観。

道は迷はじ なるにまかせて・・・如水の心音が染み渡るような冬の頂に立ち、眼下にあるはずの母なる志染川を探していました



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鏡開き

2014年01月11日 | 記事日記


 「○ちゃん、行って来るからね」 夫は今日から始まる所属野球チームの初練習に出掛けて行きました。
チームは多彩な職種職歴の集まりで、今日は僧侶のお宅でお餅が下がり、鏡開きがあるそうです。
「ぜんざい」ですね。ウラヤマシイです(笑)

左党の夫も歳が行くに連れ、甘味も好きになり、今では何でもいらっしゃぁい状態です。
この日を随分前から楽しみにしていました。

出発に当たり、Jに一家言進呈しました。
「Jさん、いくら野球に頑張って貰ってもいいのだけど、怪我だけはしないでね」
「○ちゃん、僕は怪我はしないからね」

スポーツに怪我は付きまとうもので、このような会話も的外れですが、始まりに当たって意識を持つ事は大事なことになって来ました。
少々ムキになるところがありますので、Jにとっては注意点です。

「看護師さんにも言われた。◎◎さん、“怪我をしてはだめですよ。風邪をひいてもだめですよ”って」

これは家内よりも効果がありそうです(笑)

カチカチ!江戸のお内儀なら火打ちで送り出す朝ですが、播州オンナは暮れにまた脱ぐかもしれない(笑)片肌を思い、ブルブル!
大きくひと震えするのでした。



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福風

2014年01月10日 | 記事日記


 大好きな皆様のお家にも。




花の少ない冬の庭にも清麗な空気が流れています。
きゅんと身の引き締まる緊張感です。
新年の誓いや一年の計は今日あたりでもよいように思うのです(笑)



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気持ち

2014年01月06日 | 記事日記
 いよいよNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」がスタートしました。
姫路の海の玄関口、姫路港の今日の一枚です。



沖は播磨灘に続き、家島(いえしま)諸島、小豆島へと船が発着します。
家島の一角、坊勢島のサバはこれからが旬で、夫が鯛より美味しい(笑)と言うものですからまた食べ物に釣られてやって来ました。
サバはお隣の妻鹿(めが)漁港で販売されます。
「エエッ!」 夫の突然の大声に驚きました。なんと販売所はお休みでした(アチャ)

「Jさん、大丈夫。姫路にはもうひとつ美味しい物があるのよ」

がっかりするJを励まして(クス)この姫路港にやって来ました。

 名産店「はなおか

いつもいつも珍しい物を届けて下さる方に、「坊勢サバ」をお持ちしようと話していましたが、このあなごも喜んで頂けそうです。



今日、その友人のユニークさんから大変珍しい物を頂戴していました。
ずっと昔に食べていた、懐かしいシバハリキノコです。

「さっと湯がいて二杯酢で」と言われましたので、そのようにしてお昼に食べましたが、良い物を頂いたと感激してしまいました。
もう何十年も遠い彼方の味覚でした。

官兵衛さんの時代には「薬草摘み」と同様、山に入ってこのキノコもたくさんとられていたのでしょうね。
田舎にいても殆ど目にしなくなりました。

佃煮のような加工品にも逸品がありますが、素の味覚はそれぞれが異彩で勉強になります。

帰り着くなり、Jが気持ちをお届けに上がりました。
賑やかな男の会話が聞こえています。



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大人のお年玉

2014年01月01日 | 記事日記




 何をしても敵うもののない方から新年に合わせた贈り物がありました。
テーブルに華やぎを添えるアイテムのようですが、「グラスの上に掛けて見て下さい」とのただしに沿って、Jとそのようにしてみました。
ワインの香りが抜けない為のものだ!と夫が言いました。
埃が入らないものかもと私が言いました(笑)

繊細な布に小花が舞い、手縫いの縁取りにとりどりのビーズが煌めき、グラスに掛けると「場」に高級感が漂いました。
スゴイ!
記念に新しいワイングラスを買う事になりました。

嬉しいですね。
今年の新しい旅立ちに花を添えて頂きました



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初春

2014年01月01日 | 記事日記


 粛々と黙々と働いて、新しい年を迎えました。
今年も小さな家庭新聞を発行出来たらいいなぁ(笑)と思っています。
お取り寄せ頂いています友人の皆様、親族方々(笑)、今年もクスクスでよろしくお願い致します。




十数種が仲良く納まった正月用アレンジメント。
先生の手直しを頂きながら、それとなく和合の美が生まれました(笑)




素晴しい干支絵も頂き、拙宅にも新春の趣が。
昨秋に旅立った父の御霊に合掌をして、揃った家族で初春を寿ぎました。




夫婦の中では今年は「○○元年」のスタートで、新しく“頑張ろう”精神が芽生えています(笑)
やっぱり金持ちにはなれないけれど、終生愛持ちになろうと誓い合いました(プッ)
なんともおめでたい二人に、今スターターのとどろきが(笑)



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おみやげ

2013年12月14日 | 記事日記
 季節風の吹く寒い日でしたが、Jは元気に帰って来ました。

「○ちゃん、奥さんから」 Jが奥さんというのは、知人B氏の夫人です。
手作りのこんな物を頂いて来ました。



B氏の会社に入っておられて、どうしてこんな小まめな事がお出来になるのでしょう。
私に秘蔵のレシピも下さる方で、いつも有り難いなぁと思っています。

こんな物も入れておいて下さいました。



たぶん会社でお取りになった物を夫にも分けて下さったのだと思います。
地元の醤油会社で作られるポンズですが、逸品でこれからの季節に大助かりです。
その隣りは(笑)、Jの頑張り賞です。二冠取っているのには驚きました。


寒空に夜はボランティアの夜回りに出掛けます。
フル回転ですが、内で支えるのは「食」しかありません。
良いお手本の奥様がいらっしゃるのに、Jの家内は努力が足りません(笑)
“出来る事からコツコツと”どこかで聞いたフレーズが、ぴゆ~と聞こえた午後の虎落笛(サム~・笑)



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明日の一歩に

2013年12月12日 | 記事日記
 この本をマイブログの最初に載せて投稿記事を書きました。
四年前の今日の事です(笑)

“「この本がいいね」と君が言ったから12・12はブログ記念日”
万智さんふうに詠めばこう言う事になりますね(クスクス

四年は長いですがよく頑張りました(笑)
なにか新しい事を始めたいと毎日Jと話しますが、さし当たって名案が浮かびません。

つらつらと日常を送る中で、普通に暮らす事の大切さをひしひしと感じます。
段々と普通の事が出来なくなって行く中で、「普段通りの事が出来る」と言う事は、奇跡の事だと思う時があります。

Jと話し、助けて貰い、寒空に震えながらも普通の事をして一日が送れる事を、大切に感謝しなければと思います。

「・・・夜半に嵐の吹かぬものかは」は、親鸞聖人の感慨ばかりではなく、我々万人に詠まれる心境でもあります。

“時を違わず我はひとり” ゆるり、生活に生かせるブログでありたいと考える所以(ゆえん)です。



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雪を降らせたクリスマス

2013年12月12日 | 記事日記


 鯛の注文が終わり、生花の発注が済み、後は内々のささやかな祝宴のイメージ作りに入りました(笑)
今年はかわいいひとり用のお重に、正月らしい小鉢をと思い、気に掛けながら探していますが、今のところ一目惚れの出会いはありません。
わたくしへの日頃のアッシーのお礼に、遠出の買い物にはJが車を出してくれますが、買い物のうろうろには閉口するようで、店内のベンチで待っています。

この“待たれる”行為は、わたくしにもいささか辛いものがありまして、中々ゆっくり見て回るわけには行きません。
ところが、Jは食べ物の買出しは俄然張り切り、その勢いが違います。

こんな時こそひとりで回り、ぎりぎりで押さえたいところですが、たくさんの荷物を持ってくれますので、“番頭さん”も必要な時があります。

今朝もこれからも二人暮らしなのだから、助け合って暮しましょう、と話し合ったところです(笑)

木彫りの可愛いトナカイのオブジェを見つけ、持ち帰りの衝動に駆られましたが、夫が待っているのですんでのところで思い留まりました(笑)

クリスマスの飾り物も随分オシャレになっていますね。
子供の小さい時は、ツリーには綿花で雪などを表現しましたが、殆ど見掛けなくなったようの思います。

あんな頃が幸せだったと、小さな子供といた頃を思い出しています。



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