

ふと目を止めると、進行する台風の中を、ヒメユリが開花していました。
十年くらい前に作った、山野草の寄せ植えの中に、一本だけ起立している小さな花です。
吹く風にゆらりと揺れて、一瞬の停止を待つのに苦労をしました。
小さな鉢の中で、毎年顔を見せてくれます。
当時のままの大きさで、「変わらなくある魅力」を伝え続けています。
もしかすれば、こういう花が消える事が、淋しいと思う気持ちに、つながって行くのではないかと感じています。
存在と無常。
この難しい問題よりも、台風はやっかい。
まだ4号とは、頭の痛い。


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