・・・「そこ(なう)=毒(ドク)・戔(セン)・害(ガイ)・残(ザン)・戝(サン)・殘(サン)・賊(ゾク)・傷(ショウ)・損(ソン)・銷(ショウ)・蠧・蠱・蠹」・・・「殲滅(センメツ・残さず滅ぼす)」・「殲撲(センボク・うちほろぼす)」・・・
「銷=とかす・とける・つくす・つきる・けす
そこなう・ちる
ショウ
銷鑠(ショウシャク)
つ(尽)くす・つきる
銷沈
けす・きえる
銷夏
へる・おとろえる・そこなう
銷刻
ち(散)る・ちらす
手書きで「高→郄」
高橋・郄橋(たかはし・たかばし・コウキョウ)
河川に架かる橋に由来する名称(人名・地名など)
神道における天に届く柱、
「階(たかはしら)」に由来・・・「高階」
「八色の姓」・「冠位十二階」
高橋真人
高橋氏
日本において、佐藤,鈴木に次いで多い姓
東北地方に特に多い苗字
↓↑
郄=すきま・くぼ(み)・ゲキ・キャク・ケキ
「郄=乂(メ)+厷+阝」・・・「郤」の異体字
・・・「隙」・「希+刀」
すき・すきま・ひま・あいだ・仲たがい。=隙
春秋時代、晋の地名(山西省)にあった
↓↑
高橋虫麻呂・・・「高橋・高椅・高梁・高階・郄橋・鷹嘴=タカハシ=多寡葉詞」、「虫磨(虫麿・虫麻呂)=むしまろ=無視馬賂?」・・・
「高橋 虫麻呂(たかはし の むしまろ、生没年不詳)は、奈良時代の万葉歌人・姓は連-高橋氏(高橋連)は物部氏の一族である神別氏族・『万葉集』巻九に虫麻呂作の検税使大伴卿(大伴旅人?)登筑波山時歌(長歌一首・短歌一首)」・・・
↓↑
「高橋 虫麻呂」は
「大伴旅人」の家来・・・
「天平四 (732) 年
藤原宇合 (うまかい)
に歌を贈った
天平四年(732年)壬申年
「藤原宇合」の家来・・・宇合(ウゴウ)
卿道
西海道節度使之時
高橋連虫麻呂
作歌」と記録・・・
「四年壬申
藤原宇合卿の西海道節度使に遣はさるる時
高橋連虫麻呂の作る歌一首 并せて短歌」
↓↑
天平四年
(732年)
干支暦、壬申年・・・壬申(ジンシン・みずのえさる)
誕生したのは
「藤原百川(ふじわら の ももかわ)」
・・・百川=ヒャクセン=百撰(選)・・・百人一首
奈良時代の公卿
初名は「雄田麻呂(おだまろ)」
「雄田麻呂(ゆたまろ・ユウデンマロ)?」
藤原式家の祖
参議
藤原宇合の八男・・・宇合=うまかい・・・?
↓↑ うまあい・ウゴウ?
藤原宇合(ふじわら の うまかい)
↓↑ ↓↑
持統天皇八年(694年)
~
天平九年八月五日(737年9月3日)
初名は
馬養(うまかい・バヨウ)
右大臣
藤原不比等の三男
母は
蘇我娼子(蘇我連子の娘)?
藤原式家の祖
官位は正三位・参議
勲等は勲二等
妻
久米若女(久米奈保麻呂の娘?)
八男
藤原百川(732~779)の母
妻
↓↑ 高橋阿禰娘(高橋笠朝臣の娘)?
官位は従三位・参議、贈正一位・太政大臣
事件
↓↑
732年10月10日
トゥール・ポワティエ間の戦
カール・マルテルの
フランク王国軍が
ウマイヤ朝軍を破る・・・ウマイヤ?・・・宇合=うまかい?
↓↑
「藤原宇合」の家来・・・
「地方官として東国(常陸国)に下り、常陸国に住んでいたと推定される・宇合の下僚・高橋虫麻呂は浦島伝説や筑波山の歌垣、不如帰(ホトトギス・杜鵑・時鳥)の托卵など三十六首(三十四首は虫麻呂歌集)」、「詠水江浦嶋子」(9-1740・1741)、「見菟原處女墓歌」(9-1809~1811)物語性の濃い長歌の作家・「万葉集に三十三首」
ーーーーー
蟲=むし・チュウ=虫+䖵
爞・赨・融
↓↑
蠧=蠹=きくいむし・ト・ツ
↓↑
蠹=むしばむ・ト
木などを食う虫
蠹魚=書蠹=虫が食い破る・むしばむ
蠹害・蠹毒・「蠧」は異体字
蠹魚 (しみ)
↓↑
蠹=きくいむし・しみ・むしばむ・そこなう・ト
異体字は「蠧=士+冖+石+䖵」
「蠹=十+中+冖+石+䖵」
十+口+冖+石+䖵」
=市+冖+石+䖵」
「橐=ふくろの意
袋の中に入るように巣食う虫(蓑虫)の意」
「蠹(きくいむし)
蠹魚(しみ・トギョ)
蠹害(トガイ)
蠹毒(トドク)
蠹=市+冖+石+䖵
異体字は蠧(俗字)
「橐」の省略形
「橐」はふくろ
袋の中に入るように巣食う虫
「蠹毒(トドク)」
↓↑
蠱=まじない・そこなう・まどわす・コ
巫蠱(フコ)・蠱毒(コドク)・蠱惑( コワク)
蠱=まじないに使う虫・人を害する呪いや毒薬
蠱毒・巫蠱 (フコ)
惑わす・乱す
蠱惑
↓↑
蠱毒(コドク)=古代に虫を使った呪術
蠱道(コドウ)
蠱術(コジュツ)
巫蠱(フコ)
蠱毒(コドク)
畜蠱(チクコ)
↓↑
巫蠱(フコ)=蠱(さながら)+巫(みこ)
蠱(コ)は邪道で人を惑わす者
巫蠱(フコ))は
神に仕える身分を悪用し
人心や政治を混乱させる者
ザンガン(山や巌(いわお)が 険しく高いこと)
ともがら、とも(友)
つちふる(大風が土砂を巻き上げ散らす)
↓↑
「蠱=三虫+皿」
是培育毒蟲的象形
相傳古時中國西南的少數民族
將多隻毒蟲放入一密封容器內
毒蟲互相咬殺並吞食對方
使最後生存下來的
毒蟲集多毒於一身
並以此做害人之毒物
故「蠱」字除指人工培育而
↓↑
蠹=きくいむし・しみ・むし ばむ・そこなう・ト
異体字は「蠧」
きくいむし・キクイムシ科の甲虫
「蠹居」
しみ(衣魚・紙魚)
シミ科の昆虫・衣類や書物を食う虫
「蠹簡」
むしばむ
↓↑
蠹=木などを食う虫
蠹魚・書蠹
虫が食い破る・むしばむ
「蠹害・蠹毒」
「蠹魚 (しみ)」
↓↑
蠹=きくいむし・キクイムシ科の甲虫の総称
体は一般に黒褐色の円筒形でかたく
体長1~9?・幼虫・成虫とも樹木の皮下や材部を食害
蠹魚(しみ)
シミ科の昆虫の総称
体長10?前後
体は細長く、
尾端に
二本の
尾角と
一本の
尾毛がある
体は銀白色の鱗
↓↑
蜚蠊=御器嚙(ゴキブリ)
米搗匾蛋(コメツキバッタ)
叩頭虫(こめつきむし)
蜾蠃・腰細蜂・似我蜂(ジガバチ)
小灰蝶・蜆蝶(シジミチョウ)
埋葬虫(しでむし)
衣魚・紙魚・白魚蟫・蠹魚・ 蠹・蛃魚・白魚(シミ)
尺蠖・枝尺蠖(しゃくとりむし)
女郎蜘蛛・斑蛛・詻新婦(じょろうぐも)
↓↑
蜊 あさり(リ)・・・浅蜊
虻 あぶ(ボウ)・・・・阿武・阿部・煬・焙
蜑 あま(タン)・・・・阿万・海女・海部・贏・雨・尼
蟻 あり(ぎ)・・・・
蚫 あわび(ホウ)・・・
螽 いなご(トウ)・・・稲子
蝗 いなご(コウ)
蛆 うじ(ソ)・・・・氏・宇治
蠎 うわばみ(ホン)
蟒 うわばみ(ホン)
蛯 えび(ロウ)・・・・螧・海老
蝦 えび(カ)・・・・鰕
蛮 えびす(バン)
蠻 えびす(バン)
蚊 か(ブン)
蛾 が(ガ)
蚕 かいこ(サン)
蠶 かいこ(サン)
蛙 かえる・かわず(ケイ)
蛎 かき(レイ)
蠣 かき(レイ)・・・・・牡蛎・牡蠣・柿・下記・掻き
蝸 かたつむり(カ)・・・蝸牛・蝦夷
蟹 かに(カイ)
蠏 かに(カイ)
蠹 きくいむし(ト)・・・しみ・むしばむ・そこなう
蠧 きくいむし(ト)
蜘 くも(チ)・・・・・蜘蛛
蛛 くも(シュ)
螻 けら(ロウ)・・・・・螻蛄
蛄 けら(コ)
蛩 こおろぎ(キョウ)・・・蟋蟀
蛬 こおろぎ(キョウ)・・・きりぎりす
蠍 さそり(カツ)・・・・蠆・佐曽利
蝎 さそり(カツ)
蛹 さなぎ(ヨウ)
蜆 しじみ(ケン)・・・・志染・みのむし(蓑虫)
蜆蛤(ケンコウ)
虱 しらみ(シツ・シチ)
蝨 しらみ(シツ・シチ)
螟 ずいむし(メイ)
蝉 せみ(タン)
蛸 たこ(ショウ)
蛋 たまご(タン)
蝶 ちょう(チョウ)
蝪 つちぐも(エキ)
蚌 どぶがい(ボウ・ホウ)・・・からすがい・はまぐり
イシガイ科の二枚貝
マルスダレガイ科の二枚貝
蚌蛤(ボウコウ)
蛞 なめくじ(ゼツ)
虹 にじ(コウ)
蜷 にな(カン)
螺 にな(ルイ)
蛻 ぬけがら・もぬけ(ダ)
蝿 はえ・はい(ジョウ)
蠅 はえ・はい(ヨウ)・・・蠅頭(ヨウトウ)・青蠅(セイヨウ)
蒼蠅(ソウヨウ)・蠅帳(はいチョウ)
蠅取草(はえとりぐさ)
蠅虎=蠅取蜘蛛(はえとりぐも)
蠅捕蜘蛛(はえとりぐも)
牛蠅・金蠅・刺蠅・青蠅・肉蠅
馬蠅・羊蠅・縞蠅
五月蠅い(うるさい)
螯 はさみ(ゴウ)・・・蟹螯(カイゴウ)
車螯(シャゴウ)・おおはまぐり
蜂 はち(ホウ)
蛤 はまぐり(ゴウ)
蝟 はりねずみ(イ)・・・針鼠
蟇 ひきがえる(バク)・・・引き換える
蟆 ひきがえる(バク)
蟾 ひきがえる(セン)・・・蟾蜍(たにぐく・センジョ)
蟾蜍(ヒキガエル)
西王母の秘薬を盗んだ
姮娥(コウガ)が
月に逃げてヒキガエルになった
(後漢書)
蜩 ひぐらし(シュウ)
蠡 ひさご(レイ・ラ・リ)・・・にな・ほらがい
ヒョウタンを割って作った器
管窺蠡測=了見が狭い・無見識
管窺
管を通して空を見ること
蠡測
法螺貝で海の水の量を量ること
巻貝の蜷(にな)
法螺貝(ほらがい)
蚋 ぶゆ・ぶと(ノウ)
蛇 へび・くちなわ(ダ)
蛍 ほたる(ケイ)
螢 ほたる(ケイ)・・・・・蛍雪
蝮 まむし(フク)
蛟 みずち(コウ)
蜜 ミツ・・・・・・蜂蜜
蚯 みみず(キュウ)
蚓 みみず(イン)
蚣 むかで(ショウ)・・・・・百足
虫 むし(チュウ)・・・・・・無視・無死・無私・蒸
蟲 むし(チュウ)
ーーーーー
・・・「氏=うじ=蛆・宇治・右治・烏児・得字」・・・やがては「蠅・蝿・生え・栄え」になる・・・藤原一族・・・
「頁=かしら・おおがい(大貝)・ケツ・ヨウ・ページ(page)」・・・「頁(一ノ目ハ)=ヨウ=葉(艹世十八)=ページ=経得字」・・・