曽根崎心中
元禄十六年四月七日(1703年5月22日)早朝
大坂
堂島新地
天満屋の女郎
「はつ(本名妙、21歳)」
と
内本町
醤油商
平野屋の手代
「徳兵衛(25歳)」
が
西成郡
曾根崎村の
露天神の森で情死・・・
心中した事件・・
・・・西国三十三所巡礼を終えた
お初は
醤油屋の手代
徳兵衛と最後の
観音巡礼の地
「生玉の社」で偶然の再会・・・
・・・
「此の世のなごり。夜もなごり。
死に行く身をたとふれば、
あだしが原の道の霜」
道行の最後の段
「未来成仏うたがひなき恋の手本となりにけり」
・・・事件以降
露天神社は
「お初天神」とも呼ばれる・・・
↓↑
・・・「海女・尼・天女」+「曾根州・曾禰州」
↓↑
アマゾーン(Ἀμαζών、Amazōn、複数形 Ἀμαζόνες、Amazones)
ギリシア神話に登場する女性だけの部族
ピンダロスなどにアマゾニス(Ἀμαζονίς、Amazonis)の別形がある
日本では長音記号を省略し
「アマゾン(亜馬森)」と呼ばれる
地名などに使われ
アマゾネスと呼び分けられる・・・
アマゾン(南アメリカ)河・流域・・・
フランス 語=アマゾーヌ(Amazones)
ポルトガル語=アマゾナス(Amazonas)
スペイン 語=アマソナス(Amazonas)
日本 語=あまぞねす・・・亜馬森
・・・「海女・尼・天女」+「曾根州・曾禰州」
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遣唐使「随員の女」・・・「Α+子」・・・女の権威・権力組織・・・?
↓↑
「α+子」が女性の呼称だったなら・・・おんな・オンナ・・・
↓↑
稲目(いなめ=稲女・十七女・稲見・否め・辞め)
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韓子(蘇我)
馬子(蘇我)
妹子=大禮-蘇因高
天子=推古天皇
諱 額田部(蘇我)
別称 豊御食炊屋姫尊
豊御食炊屋比売命
炊屋姫尊
称号 額田部皇女
太子=聖徳太子=厩戸皇子(蘇我)
鎌子(中臣)=鎌足(藤原)
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『万葉集』には
「縵子(かずらこ)」・・・
万葉集3789番歌
「あしひきの
山縵の児
今日行くと
我に告げせば
帰り来ましを」
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古今和歌集の真名序
原万葉集の歌集は
この
巻十六の
「乞食者二首」
大和心を謳う大和歌が
仏教の説話や
東大寺建立の労働唄になって
万葉集の歌の終焉とした
万葉集
巻十六は
奈良時代の人々の生活の歌の巻
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「古本」万葉集の最後の巻
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古今和歌集 真名序より抜粋
原文
至有好色之家・・・・色を好む家
以此為花鳥之使・・・これを以ちて花鳥の使ひとなし
乞食之客・・・・・・食を乞ふ客
以此為活計之謀。・・これを以ちて活計の謀りと為すに至る
故、半為婦人之右・・故に、半ば婦人の右と為し
雖進大夫之前。・・・ただ大夫の前に進むのみ
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万葉集巻十六を鑑賞
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有由縁并雜謌・・・由縁ある并せて雜(くさぐさの)謌
櫻兒と縵兒
櫻兒(さくらこ)と縵兒(かづらこ)とは
旧暦で三月の花と四月の花をそれぞれに代表する
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昔者有娘子・・・昔者(むかし)娘子(をとめ)ありき
字曰櫻兒也・・・字(あざな)を櫻兒(さくらこ)と曰ふ
于時有二壮子・・時に二(ふたり)の壮子(をとこ)あり
共誂此娘・・・・共にこの娘を誂(あとら)ひて
而捐生挌・・・・生(いのち)を捐(すて)てて挌(たたか)ひ
竟貪死相敵。・・竟(つひ)に死を貪(むさぼ)りて相敵(あた)る
於是娘子戯欷曰・ここに娘子戯欷(なげ)きて曰はく
従古来于今・・・古より今に来(いた)るに
未聞未見・・・・未だ聞ず未だ見ず
一女之見・・・・一(ひとり)の女の見(あとら)ひの
徃適二門矣。・・二(ふたり)の門(かど)に
徃適(ゆ)くといふことを
方今壮子・・・・方今(いま)、壮子の
之意有難和平。・意(こころ)和平(にぎ)難きものあり
不如妾死・・・・妾(わ)が死にて
相害永息。・・・相(あひ)害(そこな)ふこと
永く息(や)まむには如(し)かず
尓乃尋入林中・・すなわち林の中に尋ね入りて
懸樹經死。・・・樹に懸りて經(わなな)き死にき
其兩壮子・・・・その兩(ふたり)の壮子
不敢哀慟・・・・哀慟(かなしび)に敢(あ)へずして
血泣漣襟・・・・血の泣(なみだ)襟に漣(なが)れ
各陳心緒作謌・・各(おのおの)心緒(おもひ)を
陳べて作れる謌
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二首
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集歌3786
(其一)
春去者・・・・・春さらば
挿頭尓将為跡・・挿頭(かざし)にせむと
我念之・・・・・我が思(も)ひし
櫻花者・・・・・桜の花は
散去流香聞・・・散りにけるかも
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集歌3787
(其二)
妹之名尓・・・・妹が名に
繋有櫻・・・・・繋(つ)ぎたる桜
花開者・・・・・花咲かば
常哉将戀・・・・常にや恋ひむ
弥年之羽尓・・・弥(ひ)さ年のはに
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或曰・・・・・・・或は曰はく
有三男・・・・・・三(みたり)の男(をのこ)有りき
同娉一女也・・・・同(とも)に一(ひとり)の
女(をみな)を娉(よば)ふ
娘子嘆息曰・・・・娘子(をとめ)嘆息(なげ)きて曰はく
一女之身易滅如露・一の女の身は滅(めつ)し易く露の如く
三雄之志難平如石・三(みたり)の雄(をのこ)の志(こころ)は
平(にき)び難く石(いはほ)の如くといふ
遂乃彷徨池上・・・遂に池の上(ほとり)に彷徨(たもとほ)り
沈没水底・・・・・水底(みなそこ)に沈没(しづ)みき
於時其壮士等・・・時に其の壮士(をのこ)等
不勝哀頽之至・・・哀頽(かなしび)の至(きはみ)に
勝(あ)へずして
各陳所心作謌三首・各(おのおの)所心(おもひ)を
陳(の)べて作れる謌三首
(娘子字曰縵兒也)・(娘子、字(な)を
「縵兒(かづらこ)」と曰ふ)
↓↑
集歌3788
(一)
無耳之・・・・・耳成の
池羊蹄恨之・・・池し恨めし
吾妹兒之・・・・吾妹子が
来乍潜者・・・・来つつ潜(かづ)かば
水波将涸・・・・水は涸(か)れなむ
↓↑
集歌3789
(二)
足曳之・・・・・あしひきの
山縵之兒・・・・山縵(やまかづら)の兒
今日徃跡・・・・今日行くと
吾尓告世婆・・・我れに告(つ)げせば
還来麻之乎・・・帰り来(こ)ましを
↓↑
集歌3790
(三)
足曳之・・・・・あしひきの
玉蘰之兒・・・・玉蘰(たまかつら)の
如今日・・・・・今日の如(ごと)
何隈乎・・・・・いづれの隅(くま)を
見管来尓監・・・見つつ来(き)にけむ
↓↑
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「善信尼」
↓↑
司馬達等の
娘である
「嶋」を得度させて
「善信尼」とした
善信尼はわが国最初の
女性留学生として
百済におもむき・・・「百合(ゆり)の花」=「lily」・・・百済
↓↑ ユリアス・シーザー
ユリアス・カエサル(変え申)
ガイウス・ユリウス・ カエサル
(Gaius Iulius Caesar)
臥意 百合碓・由理得素 替え作留
「ビャクゴウ(百合)」
・・・倭国は百済と白百合(小百合・早百合)
新羅・・・紗友里・小由里・・・
「 Lilies grow from bulbs. 百合は球根から育つ」
↓↑ 「漢字の『百合』は、鱗茎(百合根)の重なり合い」
仏教を学んで帰国して活躍した
(『日本書紀・扶桑略記』の記録
↓↑
702年(大宝二年)・壬寅
大宝律を全国に頒布
度器、量器を初めて全国に頒布
薩摩の隼人征討
粟田真人
山上憶良
を遣唐使に派遣
第八次遣唐使派遣
執節使
粟田真人
が
則天武后
に謁見
↓↑
善信尼は
587年
百済に行って仏教の戒律を学ぶ
翌588年に百済の使節が来日し
帰りの船に乗って百済に渡り
590年に帰国
善信尼は桜井寺に住まい
11人の女性に得度した
↓↑
第一次遣唐使
↓↑
舒明天皇二年(630年)
犬上御田鍬(いぬかみのみたすき)の派遣
「唐の文化や舞いを学ぶ為の
若い女性も乗っており・・・???・・・?
財宝、命もろとも略奪された」
↓↑
寛平六年(894年)
遣唐大使
菅原道真
の建議により停止
遣唐使が廃止
唐での内乱
遣唐使の遭難で人材喪失
↓↑
遣唐使船には
唐の文化や舞いを学ぶ為の
若い女性も乗船・・・???・・・?
↓↑
遣唐第四回派遣
↓↑
斉明五年(659年)
斉明七年(661年)
坂合部石布(大使)
津守吉祥(副使)
伊吉博徳
7月3日出航
8月11日に博多出帆、江南路
10月1日
第2船の副使
津守吉祥
越州(浙江省紹興)に入港
駅馬で
長安に入り洛陽にて皇帝に拝謁
大和朝廷の
服属国民としての
蝦夷人
男女を伴って・・・「男と女」・・・奴隷?
皇帝に献上
↓↑
同年11月1日
冬至の儀に参加
その後
韓智興
の従者(東漢草足嶋か西漢大麻呂か?)
による讒言
唐と百済の戦役などで
暫く長安に幽閉・抑留
韓智興
は唐の政府によって
三千里の外に流罪
↓↑
660年8月
百済滅亡
9月12日
抑留は解かれ
19日に洛陽へ向かった
↓↑
9月13日
第1船は往途で
百済の南の島に到着
9月15日日没後
逆風で遭難
南海の島
「爾加委」に漂着し略奪に遭い
大使の
坂合部石布が殺害され
東漢長阿利麻
坂合部稲積
ら生き残った5人は
島の船を奪って
大陸に至り
役人に護送されて洛陽に運ばれた
長安の2船の一行同様、洛陽にて抑留・・・
監禁が解け洛陽に移動した
津守吉祥らと
翌
660年10月19日に再会
11月1日に捕虜となった
百済の義慈王ら
王族・貴族の50人(『旧唐書』では58人)が
唐の朝廷に護送されるのを目撃
24日、長安を出発
翌
661年4月1日
越州から帰国の途
7日
舟山郡島の
須岸島南岸に到着
翌
8日夜明けに出発
暴風に遭い9日間漂流
耽羅(済州島)に漂着
耽羅国王子の
阿波伎等9人を伴って帰国
東漢草足嶋は
帰路で落雷により死亡
『伊吉博徳書』
『難波吉士男(津守吉祥)人書』
が日本書紀に引用
↓↑
『延喜式』大蔵省式による
遣唐使一行
↓↑
大使、副使、判官、録事、知乗船事
訳語生、請益生、主神
医師、陰陽師
絵師、史生、射手、船師
音声長
新羅・奄美訳語生
卜部、留学生、学問僧、従、雑使
音声生、玉生、鍛生、鋳生、細工生
船匠、柂師、人、挟杪、水手長
水手など
ーーーーー
・・・・???・・・日本女性は「大陸(隋唐)」に渡った、か・・・?