アザミの意味・・・プーチン戦争・・・鮮のミサイル
↓↑
2022/4/9・土曜日・・・追加添文・・・
「癒しの朗読屋アリア」さんの
「薊(あざみ・山本周五郎作)」
を
昨夜、「ユウチューブ」で
久しぶりに「観た、聴いた」・・・
アリアさん朗読の背景音響・擬音に
小鳥、百舌、鴨や雁や鴫(しぎ)、鷭(ばん)
たちの聲、飛び立つ羽音が挿入されていた
それに
「聴いている者(この小説を讀んでいる読者も)」
を錯覚させる情景記述の重なり・・・
やっと「妻の49日」で納得・・・
薊(あざみ)の棘・・・字見の訳解
・・・むかし、1967年製作のカナダ・アメリカ映画
原作
D・H・ローレンスの小説『狐』
『女狐(めぎつね、The Fox)』
って映画を観たけれど・・・
記憶にあるのは
女のshowerをアビるシーンと
男が
家の前の大木を斬り倒して
女と「同居生活」をしていた友人のもう一人の女性を
大木の下敷きにして殺してしまったシーン・・・
・・・当時、映画の意味、ボクには不理解だったけれど・・・
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アリアさんの素敵な朗読だが・・・
漢字音の楷書構成がボクにはわからないので
「青空文庫」の
「薊・山本周五郎」を開けてみた・・・
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加川銕太郎の弟
「佐久馬」が彼に
「兄さん」と弟の
佐久馬が手にした書物を見て云った
「これはなんと読むのかな
御なんとか花記
というこれ
高楷宗恒
という人の」
「おさばなの記だ」・・・「おさばな」?
↓↑ 筬 葉草=ケシ(芥子)科の多年草
罌粟=カラシナの種子
Opium poppy=阿片ケシ
↓↑ opium=麻薬・阿片・鴉片
と銕太郎が答えた
「へえ、この
宇冠に
最(もっとも)・・・「宀+最=㝡」?
↓↑ 蕞・㝡も(もっとも)・㝡(も)
「宀+取=最」の異体字
宀+耳+又=曰+耳+又
冠を取って良く聴きとる?
謂(曰)われた言葉を右手を耳にあてて聴きとる?
宀(メン・ベン)=曰(エツ・オチ・日)・・・?
うかんむり いわく ひ
㝡=宀+取=最・𥦡・𣤜
サイ
もっと・も
=最・𥦡・𣤜
比べるものの中で
一番の、第一の、極めて
多くの(幾つかの)ものの中で
先頭であるさま
一番優れているさま
多くのものが同じところに集まる
↓↑ 集める=「冣・撮」
最(もっとも)
という字がですか」
と佐久馬が訊きいた
「これは雑書の部へいれますか」
「和学の中だ」
と銕太郎が云った。
くぬぎ林へ
百舌鳥(もず)の群が舞いおりて来
やかましく叫びながら
枯れた枝のあいだを飛びまわった・・・
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以=もって=㠯
↓↑
官=宀+㠯
カン
つかさ
𡧺
役人・役所・その役目や役職
政府・朝廷・国家
役人になる
公(おおやけ、政府、朝廷、国家)の職に就(く
生物体の
独立した機能を持つ(耳・目・口・鼻などの)部分
器官
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棺=ひつぎ=柩
木+官 木+匛
棺桶 霊柩車
中身が空のものを「棺」
遺体が収められたものを「柩」
木棺・石棺・甕棺
蓋棺事定(ガイカンジテイ)
死後、その人物の評価が定まる
「蓋棺」=遺体を収めた棺の蓋を閉める
「棺を蓋いて事定まる」
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𡧫=宀+九+心=宄・𡧌・𠬚・・・邪=よこしま=横島・横縞
キ
よこしま
宄・𡧌・𠬚
正義や道義に反し乱れること
「姦宄・奸宄(カンキ)」
内部の乱れを「宄」
外部の乱れを「姦・奸」
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高橋宗恒(たかはし-むねつね)
著作
「大嘗会(だいじょうえ)神饌記」
「鶴庖丁次第」
「簪(かんざし)」を発明
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高橋宗恒
寛永17年(1634年)生まれ
9才で御厨子所預
12才で雅楽頭
寛文10年(1670年)31才
備前守任官
延宝4年(1676年)
幸治から宗恒と改名
6月に正五位下に昇叙
有職故実の専門家
殿舎の室礼
装束の故実専門
遺品、古書、古画
の文献などを収集
多くの著作
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女性の髪に挿す
笄(こうがい)を広めた
笄=髪を掻き揚げて髷を形作る装飾的な結髪用具
頭が痒い時に
髪型を崩さずに掻くためにも使われ
女性の身だしなみに欠かせない装身具
中国笄を紹介し
江戸時代の女性からこの笄を
櫛、簪と共に使うようになった
『類聚雑要抄』の編纂の過程で
工人に伝え女性に広がった
「簪」は孫の
「高橋宗直」が発明した説・・・
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・・・「山本周五郎」のオジイチャンの作法・・・
現実と過去の回顧が「同一映像画面」に重なっている映画シーン・・・
「シナリオ」・・・さすが、手法は「映像の黒澤明」の師匠・・・?
ボクが寝ぼけのツヅキと現実との境目でオロオロと連結させようと・・・?
そして現実のツヅキを夢の中でオロオロと連結させて完結・・・?
・・・子供のころ高熱で家の二階で寝ていた時に
天井が突然崩れ落ちてくる「夢」をみて
アワテテ階段を降りて
階下に居たオバちゃんにシガミついて
天井落下の危険を脅えながら訴えたが・・・
「ドオしたの、夢でも視たのね」って・・・嗤われた・・・
・・・なんで、あんな「悪夢」をみたんだか・・・
・・・子供のコロには洞窟に閉じ込められているとか・・・
ボクの寝ているマワリで
ヘンテコな人たちが数珠つながりで
なにやら唱えながら回り歩いている
・・・「夢(?)」をみて・・・
必死に逃げようとしていたコトも・・・
・・・ダレかにハナスと「オマエ、前世、捕虜だったんじゃないの?」って・・・
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「あざみ=薊(ケイ)=艹+魚+刂」
キク(菊)科の多年草の総称・山野に自生
葉は大形で羽状に裂け
縁に切れ込みがあり
刺(とげ) がある
花からは「針山状」に
雄蘂(しべ)や雌蘂(しべ)が棒状に突き出し
花色は赤紫色や紫色・まれに白色もある
種子には長い冠毛
別名「刺草」
由来は「アザム=傷つける・驚きあきれる意」・・・痣=あざ=字・悝・鮮
中国、周代の地名・「燕の都(北京)」が置かれた地域
聖母マリアが十字架から抜いた釘を埋めた場所から生じた花
花言葉は
「独立・報復・厳格・触れないで=Don't touch」
気が触れる=狂う=go crazy.
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・・・朗読を聴いて
「ウカンムリ」に
「もっとも=尤・最」なのか
「以っても」なのかは・・・???
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「㠯」
異体字
イ
もちいる
もって
もちいる・使う・使用する
~によって・~で
もってする
おもう・おもんみる・考える
率いる
ゆえ・わけ・理由
すでに
はなはだ・非常に・大変
異体字
「㠯」
「以」を構成に含む漢字
似
拟
㕽
苡
泤
姒
娰
䎣
笖
鉯
䬮
人名読み
これ
さね
しげ
とも
のり
もち
ゆき
より
地名読み
以平町(いたいらちょう)
以久科南(いくしなみなみ)
以久科北(いくしなきた)
小山北玄以町(こやまきたげんいちょう)
小山西玄以町(こやまにしげんいちょう)
以を含む地名(地名辞典)
「以」を含む名字
阿以田=あいた・あいだ
以倉=いくら・いぐら
以後=いこ・いご・もちじり
以後崎=いこさき・いごさき・いござき
以西=いさい・いにし
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以(もち)いる
以(も)って
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熟語
以往(イオウ)=その時点より後・以後
以下=数量や程度などが
基準を含んだ下の範囲
以外=対象を除いた別のもの
以降=それより後のこと
以後=ある時間・時期的な後のこと
以上=数量や程度などが基準を含んだ上の範囲
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以夷征夷(いいせいい)
自ら手を下さずに
他人を利用して利益を図る
「夷」=中国東方の異民族
外敵を利用して
外敵を制する外交戦略
「夷を以って夷を征す」
「以夷制夷」
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以逸待労(イイツタイロウ)
こちらが動かないときに
相手が動かなければいけない情況を作って
相手の疲弊を狙う策略
兵法三十六計の第四計
局面の主導権を握ることの重要性
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以一当千(イイツトウセン)
一人で千人と同等の働きをすること
「一を以て千に当つ」
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以火救火(イカキュウカ)
火を使って火を消そうとすること
問題を解決しようとして
やり方を間違い
逆に被害が大きくなること
「火を以て火を救う」
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以杞包瓜(イキホウカ)
高位の人物が持つ徳が、大衆を包み込むこと
高位の人物が謙遜した態度で賢者を求めること
「杞」は植物の「行李柳」
高い地位を持つ人のたとえ
「瓜」は植物の瓜のこと=普通の人々のたとえ
行李柳で作った葛籠に
壊れやすい瓜を入れるということ
「杞を以て瓜を包む」
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以魚駆蠅(イギョクヨウ)
物事の対処の仕方を間違えると悪化する
蠅が寄って集(たか)る時に
魚を振り回して追い払おうとしても
蠅は更に逆に寄ってくる
「魚を以て蠅を駆る」
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油を以って油煙を落とす
同種のものを利用して効果を上げること
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佚(イツ)を以って労を待つ
味方はゆっくりと休養し
相手の疲れるのを待って戦う
味方はじっくりと休養を取って力を蓄え
遠くから攻めてくる敵の疲れるを
待って迎え討つということ
「佚」=気ままにのんびりすること
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夷を以て夷を制す
他国同士を争わせ
自国の安全と利益を図ること
「以夷制夷」
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怨みに報ゆるに徳を以てす
恨みのある相手に対しても恩徳を施すこと
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己を以て人を量る
人はとかく自分を基準にして
他人のことを判断しがち
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恩を以て怨みに報ず
恨みのある者に対して
復讐するのではなく
逆に恩徳を施す広い心で接する
ー----
・・・???・・・
↓↑ ↓↑
「プラトン古事記をカタル(古事記字源)
+
(表紙・画像・音楽)」の
移転先・・・
https://haa98940.wixsite.com/mysite/blog/archive/2016/12
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ボクの「古事記字源」の発端・・・
https://haa98940.wixsite.com/mysite/blog/archive/2022/4
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干支歴
http://meisiki.bake-neko.net/keisanBXG4.html
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追加添文
「戦争と平和」・・・「モウケの生き方」
https://haa98940.wixsite.com/mysite/single-post/2006%E5%B9%B4%EF%BC%91%EF%BC%91%E6%9C%88%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%8E%E9%A0%83%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB