兆=きざし=亀の甲羅を焼いた時の割れ目の形・予兆
兆し(きざし)
きざし=亀の甲羅を焼いた時の割れ目の形・予兆
↓↑
「兆す(きざす)」が変化して名詞になった
「き」は「気・牙」を意味
尖って生える
カタい
「草木の芽・花の蕾(莟-蔀)・木の花の芽」に通じ
将来的に現れてくる モノの気配
現れてくる モノを包み隠していることの言葉
↓↑
何かが起ころうとすることを
予感させる
「しるし・現象」
縁起・験・兆し・前兆・予兆
前ぶれ・前触れ・兆候・現れ
先触れ・先ぶれ
↓↑
・・・ 虫(むし)の知らせ?・・・
ナニかの気配を感じての、結果?
・・・胸騒(むなさわ)ぎ・・・
↓↑
気持ちの不安な動揺
何かに対する予兆
心配や不吉な予感などのために
胸がどきどきすること
心配や恐れのために胸(心臓)がどきどきすること
悪い予感がすること
不安で心が落ち着かないこと・・・トキめきとは異なる・・・?
「ムシろ」って?・・・「寧ろ=むしろ=筵=莚」って・・・?
↓↑
「無視・無私・無死・虫・蟲・蒸」+「賂」・・・
「針の筵(席・蓆・莚)に座らされた思い」
↓↑
・・・シラスの上に敷かれたムシロに座らせられ、沙汰を待つ・・・
務弑呂・・・斬首?
↓↑
簟(むしろ)=簟(たかむしろ)=簟(すのこ)
簟=竹+覃
竹+覀+早
竹+襾+早
竹+西+早
竹+覀+日+十
竹+襾+日+十
竹+一+儿+口+日+十
テン
たかむしろ
すのこ
たかむしろ・あじろ
竹で編んだ「むしろ」
↓↑
「無視・夢視(ムシ)の賂(まかない⇔・顕・露わ・現わ)」?
「肌(はだ・キ)=月(肉)+几(キ・忌=己+心)」で感じる・・・
宄(キ・よこしま)=?
「シンクロナイズ(synchronize)=同時化・時間的な一致」
心 躯侶拿意頭(亊・事)???
↓↑
兆= 儿+冫+冫・・・儿(ニン)・ 儿(ジン)・ 儿(カイ)
⺢+乚 儿=人・イ
;+儿+;
冫+丿+乚+冫
チョウ・ジョウ
きざす・きざし
亀の甲羅を焼いた時の割れ目の形
↓↑
きざし=亀の甲羅を焼いた時の割れ目の形・予兆
殷の卜占 (Oracle bone)
亀の甲羅や
獣の肩甲骨(甲骨)に
小さな穴を穿ち
熱した金属棒(青銅製)を
穴に差し込んで
しばらくすると表側に
卜形のひび割れが生じ
事前に占うことを刻んで
割れ目の形で占い
判断を甲骨に刻みつけ
爾後占いの対象について
実際に起きた結果が追記
「殷帝国」は甲骨文字を刻んだ・・・?
その形で吉凶を占う
前触れや気配
ことが起こる前に表れる現象
墓地
日本・台湾・韓国では
一億の一万倍
古くは百万
一万の百倍で
「下数」と呼ばれる十進法での数
α+儿
児・兒・兄
元・充・兄・光・先・兒(児)
兆・兔・鬼
菟・莵・兎・兔
穴・売・冗
↓↑
「兆し(きざし・チョウ)」
・・・「兆+ト」・「土+乚+土」・「丿+土+乚+土」
兆(きざ)し=萌(きざ)し
物事が起こると予想できるしるし
前触れ・前兆
兆(きざ)す=物事が起きる気配があること
吉兆=よいことが起こりそうな気配・瑞祥
慶兆=めでたいことが起こる前触れ・吉兆
瑞兆=よいことが起こる前触れ・吉兆
前兆=何かが起こる前に現れるしるし
兆載永劫(チョウサイヨウゴウ)
限りなく長い時間のこと
「兆載」=一兆年
「永劫」=仏教用語・非常に長い時間
↓↑
英語
sign
indication
omen
bodes
premonition
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姚=女+兆
容姿が美しい
姚(うつくしい・ヨウ)・・・妖艶
姚(ヨウ)・ 姚(ドウ)・ 姚(トウ)・ 姚(チョウ)
姚しい(うつくしい)
[字音] ヨウ(エウ)・チョウ(テウ)
[字訓] みめよい・かるがるしい
うつくしい
あなどる・かろんずる
佻と通じ、つよくはやい
[古辞書の訓]
〔名義抄〕姚=ナヤマス=悩ます
〔立〕姚=ウカラメ=うからめ・・・愛かれ女?
[語系] 姚=ji、窈=yu
夭=yは声義近く
みな女子のあでやかな姿態をいう
↓↑
熟語
姚易・姚佚・姚遠・姚花・姚黄・姚・姚冶・姚姚
遠姚・二姚・嫖姚
姚(ヨウ)=漢姓
『百家姓』の第101位・上古八大姓の一
舜が起源
舜が姚墟で生まれ
舜の子孫が姚姓
↓↑
α+兆
佻=イ+兆=チョウ
かる(い)
かるがる(しい)
かるい・かるがるしい・軽薄
ぬすむ・こっそりとぬすむ
逃=辶+兆=トウ
逃げる・逃れる・立ち去る
にがす・のがす・
まじろぐ・瞳を動かす
挑=扌+兆=トウ
中学校で習う読みいど(む)
いどむ・しかける・誘いかける・
かかげる・かきあげる・灯心をかきたてる・
えらぶ・えらび取る・えらび出す・
になう・棒で引っかけて肩にかつぐ・
「挑達(トウタツ)」=軽々とはねるさま
恌=忄+兆=チョウ
軽はずみなさま・浮ついたさま・軽薄なさま
咷=口+兆=トウ
なく・大声で泣く
垗=土+兆=チョウ・ジョウ
四方に土手をめぐらした祭祀を行う場所
宨=宀+兆=チョウ
ほしいまま
庣=广+兆=チョウ・ジョウ
洮=氵+兆=トウ
あらう・手や顔、髪などを洗う・洗い清める・また、米をとぐ・
川の名・洮水(とうすい)
狣=犭+兆=チョウ・ジョウ・トウ・ドウ
力強い犬
桃=木+兆=トウ
中学校で習う読みもも
もも・バラ科の落葉小高木・夏に果実を実らせる
晁=日+兆=チョウ
あさ
あさ・あけがた・=朝
名字
晁=あべ・チョウ
珧=王+兆=ヨウ
二枚貝の名・たいらぎ
刀や弓の装飾に用いる貝の殻
晀=日+兆=チョウ
明るい
朓=月+兆=チョウ
陰暦の月末に
西の空にかすかに見える月
つごもり月
みそか月
烑=火+兆=ヨウ
光る・輝く
㸠=片+兆=チョウ
眺=目+兆=チョウ
中学校で習う読みなが(める)
ながめる・遠くを見る・見渡す
ながめ・見晴らし・景色
窕=穴+兆=チョウ・ヨウ
あで(やか)
おくゆか(しい)
ふか(い)
深い・奥深い・底知れない・
しとやかで美しい・奥ゆかしい・
かるい・軽々しいさま・軽率・
あでやか・なまめかしい・妖艶なさま
地名
門前町窕(もんぜんまち-うつろ)
窈窕(ようちょう)しとやかで美しい様子
軽窕浮薄(けいちょうふはく)
言動に思慮が足りず
気持ちが浮ついている様子
信念がなく
言動が軽率で周りに流されやすいこと
「軽窕浮薄」
窈窕淑女(ようちょうしゅくじょ)
容姿が美しく慎み深い女性
「窈窕」=慎み深く
言動に落ち着きがあり
上品なこと
祧=示+兆=チョウ
始祖を祭る霊廟(みたまや)
先祖の霊をみたまやに移す
㿡=白+兆=ト・トウ
かぶと
かぶと・頭を守る防具・帽子
惑う・迷う
取り囲む・包む
䂪=石+兆=キョウ・コウ・ジョウ・チョウ
䄻=禾+兆=トウ・チョウ
旐=方+兆=チョウ
亀や蛇などの模様が描かれた旗・吹流し
筄=竹+兆=ヨウ
屋根瓦の下に敷く、竹製の簀(す)の子
絩=糸+兆=チョウ・ジョウ・トウ・ドウ
罀=缶+兆=缶(ほとぎ・ほとぎへん)
チョウ
聎=耳+兆=チョウ・トウ・ドウ
耳の病気
耳鳴り
䍮=羊+兆=チョウ・ジョウ・トウ・ドウ
こひつじ・生まれて一歳の羊
䑬=舟+兆=ヨウ
江(大きな川)を
往来する大型の船=艞
䖴=虫+兆=ヨウ
跳=足+兆=チョウ・トウ
と(ぶ)
は(ねる)
おど(る)
おどる・おどりあがる
はねる・とぶ・とびあがる
つまずく
速く走る
おどらせる・おどらす・とばす
逃げる・走り去る
はねる・興行などが終わること
はね・衣服などが飛びはねた泥
誂=言+兆=チョウ
あつら(え)
あつら(える)
さそいかける・いどむ
たわむれる・からかう・もてあそぶ
あつらえる・注文して作らせる
覜=兆+見=チョウ
まみえる・対面する
三年に一度、天子に謁見した儀式
ながめる・遠くをみる・眺望する
趒=走+兆=チョウ・ジョウ
䠷=身+兆=チョウ
銚=金+兆=チョウ・ヨウ
すき・なべ
すき・土をけずる大型のすき・農具の一
なべ・取っ手のついた小型のなべ
ほこ・長いほこ
雿=雨+兆=チョウ・ジョウ・タク・ジャク
鞉=革+兆=トウ
ふりつづみ
小さな玉を二つつり下げ
左右に振り分けると
音がなる小さな太鼓=鼗 鞀
頫=兆+頁=チョウ
ふす・ふせる・うつぶす・うつむく・うなだれる
顔や身体を下に向ける=俯
みる・会う・天子にまみえる
餆=食+兆=ヨウ
餅や団子の類
駣=馬+兆=トウ・ドウ・チョウ・ジョウ
鮡=魚+兆=チョウ
鴵=兆+鳥=キョウ
さら(す)
つよ(い)
ふくろう
さらす・さらしくびにする
つよい・たけだけしい・あらあらしい
ふくろう・鳥の名
フクロウ科の猛禽類
鼗=兆+鼓=鞉
トウ
ふりつづみ
小さな玉を二つつり下げ
左右に振り分けると
音がなる小さな太鼓
艞=舟+筄
舟+竹+兆
ヨウ・チョウ
江(大きな川)を往来する大型の船=䑬
あゆみ
停泊中の舟と岸の間に渡して
人が通行するための板
↓↑
佻=人+兆
チョウ・ジョウ
薄っぺらなさま
軽薄なさま、軽はずみなさま=恌・偸
こっそり盗む=偸
独(ひと)り行くさま=𢓝
姚=女+兆
ヨウ
艶(なま)めかしく美しいさま
姓用字
舜(シュン、五帝の一人)が始まりとされる
「嫖姚(ヒョウヨウ)」
敏捷(ビンショウ)なさま、身軽で素早いさま
漢の
武帝(前156年~前87年)の頃の将軍の称号
「霍去病(カクキョヘイ)
前140年~前117年」
挑=手+兆
チョウ・トウ
いどむ=挑戦
煽(あお)いで
騒ぎや火などの勢いを大きくする
焚(た)きつける・煽る
そうなるように仕向ける
唆(そそのか)してその気を起こさせる
「挑動(チョウドウ)=誂」
突き入れて穿(ほじく)る
担(にな)う
棒に荷を掛けて担(かつ)ぐ
選ぶ・選り分ける
晁=日+兆
チョウ・ジョウ
朝、古「朝」
朓=月+兆
チョウ
陰暦晦日に西の空に見える月
本字の偏は「つき」で
「にくづき(肉)」の
「脁」とは別字
桃=木+兆
トウ・ドウ・もも
モモ(桃)、バラ科モモ属の木
同属の木の総称・その果実
モモ(桃)の果実に似た形のものを形容する語
モモ(桃)の花に似た色を形容する語
モモ(桃)の花の咲く季節を指す語
洮=水+兆
トウ・ドウ
揺するようにして洗う
「洮汰(トウタ)=淘汰」
水中で揺すって砂(沙)を取り除く
必要なものと
不必要なものとを選り分ける
適応ではないものは滅び
適応できるものだけが残る
「洮州(トウシュウ)」
北周代(557年~581年)
に置かれた州の一つ
甘粛省甘南チベット族自治州
「洮水(トウスイ)」
洮陽(トウヨウ)縣
甘粛省定西市臨洮県)を源とする川名
眺=目+兆
チョウ・ながめる
見渡す
右を左を近くを遠くを
広範囲を見る=覜
窕=穴+兆
チョウ・ジョウ
奥深いさま・深遠なさま
「窈窕=窈窱(ヨウチョウ)」
奥深いさま・深遠なさま・遥か遠いさま
もの静かで美しいさま
淑(しと)やかで美しいさま
誂=言+兆
チョウ・ジョウ・あつらえる・あつら
誘(さそ)う
言葉巧みにそうなるように仕向ける
唆(そそのか)してその気を起こさせる=挑
からかう、ふざけてからかう、馬鹿にする、同「𠻩」
あつらえる・注文通りに作らせる・注文して作る
跳=足+兆
チョウ・ジョウ・とぶ・はねる
両足が地を離れるように
高く飛び上がる
地を蹴(け)って飛び上がり
離れた場所に着地する
逃=辵+兆
チョウ・トウ・ドウ
にげる・のがれる
受け入れ難い状態から抜け出る
受け入れ難い状態に陥らない方向に
向かって行く・避けて遠ざかる
銚=金+兆
チョウ・ジョウ・ヨウ
鉄製・金属製
古くは木製・骨製などの
刃を取り付けたシャベルshovel状の農具
雑草などを取り除くために
土を薄く削(そ)ぐ
土を掘って掬(すく)う
掘り起こした土を均(なら)す
などに使う
「鋤(すき)」と呼ばれる農具=鍬
注ぎ口と
弦(つる)状や
柄状の取っ手が付いた小さな鍋
直接火に掛け酒や汁・湯などを温め
そのまま容器に注ぐことができる
頫=兆+頁
フ・チョウ
頭を下げる
顔を下に向ける
俯(うつむ)く=俯
諸侯が
天子に見(まみ)える・会う=覜
ーーーーー
・・・???
↓↑ ↓↑
エメラルドブルーの謎 (碧き眼の人形伝説) 奈井江 五郎
↓↑ ↓↑
「プラトン古事記をカタル(古事記字源)
+
(表紙・画像・音楽)」の移転先・・・
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ボクの「古事記字源」の発端・・・
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干支歴
↓↑
追加添文 「戦争と平和」・・・「モウケの生き方」
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メリキリの - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7xgS0oJhhe8
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モモちゃん
https://www.youtube.com/embed/W00rHNN2zMQ?
↓↑
モウ君の総合目次
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コジキ姫赤い絨毯に乗る(m)
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古事記と虎関師錬